「ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み・・・」大叩き男(イラストレーター渡辺隆司)のブログ -480ページ目
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ワッグルがクセになってはいけない

$大叩き男のゴルフブログ「いつだってアゲンストウィンド」
「ワッグルがクセになってはいけない、筋肉をほんの少しリラックス出来ればいいのだ」..,ベン・ホーガン。

スイングの準備運動、あるいは予備運動ともいわれる「ワッグル」。
これは本来緊張で強ばった筋肉をリラックスさせ、精神を集中させることが出来る、とされているけれど本当だろうか?

1回か2回、軽くクラブヘッドを動かす程度だったら、それは判る。
しかし、今まで沢山のアマチュアゴルファーを見て来た限りでは、長いワッグルをする人間に上手い人は居なかったし、そのスイングを成功させた人は極めて少なかった。

ティーグランドで、思っているより緊張してしまった筋肉をほぐして、スイングをスムーズにしたいなら、一度か二度ヘッドを動かすくらいで充分だろう。
それが2回3回4回とクラブを動かしていると、むしろ逆にどんどん腕に力が入って来て、ますます緊張してしまうんじゃないだろうか。
そうしてあげくの果てにミスショッットをして、次にはますますワッグルが長くなる...

こうしてワッグルが長く数が多くなったゴルファーは、気がつかないうちに「酷いスロープレーヤー」というレッテルが貼られてしまうだろう。
...それにただのスロープレーヤーというだけではなく、もっと悪い評判もつく。

先日のラウンドの時に、前の組で2サムで回っていたカップルの男がそういう酷いワッグルをしていた。
プレーが遅くて待ち待ちのラウンドだったので、どうしても前の組のショットを見る機会が多くなった。
その時にまずH氏が「あいつの打つのを見ていると気持ちが悪くなる。」と言い出した。
そのうちにY氏が「本当に見ていると気持ちが悪くなる」と言って、顔を背けるようになった。
見ると、その男はアドレスに入ってから、神経質にボールにヘッドを合わせてから何回もワッグルを繰り返している。
思わず回数を数える...1、2、3、4、5、6、7...まだ打たない...8、9、今度は少し大きくヘッドを動かしたので、「やっと打つか」と思ったらそれがフェイントで、また、1、2、3、4、5、一度止まってから目標方向を見て、また1、2、3、4、5...馬鹿らしくなって数えるのをやめようと思ったら...ひょい、とワッグルに関係ない軌道でクラブを振り上げて打った...スライスでボールは情けなく右に飛んで行った。
それを毎回繰り返す。
確かに見ていると、まずイライラと腹が立って来て、そのうちに気持ちが悪くなってくる...まるで吐き気を催すような感じだ。

前に「天下の暴論」で描いた「7秒ルール」を思い出して欲しい。
ワッグルは、クセになるほどやらなくていい。
やってもほんの1.2回...雑念が入る前にスイングを始めて打つべきだ。
それでなくてもアドレスに入って7秒以上経てば、頭には雑念が湧いて来て、身体には力が入って緊張し、ナイスショットの確率はどんどん落ちてくるんだから。

そうじゃないと、ただのスロープレーヤーでも嫌われるのに、その上「あいつのスイングは、見ると気持ちが悪い」なんて最低の言われようのゴルファーになってしまうぞ。

2011年初打ち&宴会ゴルフ

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去年は(というより一昨年だけど)中止になった、もう10年以上続いているゴルフ友達による宴会ゴルフ。
もとは栃木や茨城のゴルフコースに電車で行って、帰りにその帰り道にある「知られた旨いもの屋」で一杯飲もうということで始まった。
アンコウ鍋の旨い店や、蕎麦のうまい店など...
最近は、時間の都合などで古河ゴルフリンクスで続いているが、今年も古河でやることになった。

昨日、古河ゴルフリンクスは快晴だったけど、天気予報よりは冷たい風が強く吹き抜ける寒い一日だった。
そのかわり、展望は最高...はっきり麓まで見える富士山を左端に、雪をかぶった浅間山や、南アルプス、赤城山、日光の男体山の周りの雪化粧した山々の連なり、反対側には筑波の山々...まさにパノラマの風景を充分に楽しめた。
しかし陽射しは暖かいものの、山々から吹き付ける強風は氷のように冷たく、指が凍えて身体もよく動かない。
ゴルフに限らず博学を誇るY氏は、コンパクトなスイングで丁寧に冬ゴルフを楽しむ。
万年青年のような元気なH氏は、気合い充分にスイングして冷たい強風にまともに勝負を挑んで楽しんでいる。
自分は、厚着と2日前の練習の後遺症の筋肉痛のおかげで身体が回らず、それなりのゴルフ。

しかし、今回のテーマのコース初打ちのアイアンでの「低いフック球打ち」は、面白い結果になった。
練習では低いフック打ちはそれなりに出来たんだけれど、コースではフックはあまりかからずに低く強い球で距離が出ている。
200ヤード以上のアゲンストでも、3番で低い球はランも強烈に出て届いてしまう。
180ヤードの強烈なアゲンストのショートは4番の超強烈低弾道ボールはグリーン横まで行く。
(このアイアン、この寒さの中でも打感が柔らかく、気持ちが良い...やっぱり少し前のスポルディングのアイアンは最高だと思う。)

お昼には初打ちゴルフなんだからということで、熱燗でお銚子2本ずつで乾杯...昼に熱燗なんて10年以上経験ないけど。
おかげで風も弱まり、顔や身体も酒で火照って、気持ち良い酔っぱらいゴルフで後半戦。
ニギろうと言われ、ハーフで7枚と9枚のハンデあげて(笑)。
この日はショットは意外といいんだけれど、このアイアンのサンドとピッチングのコントロールショットが距離感を掴めずに、大きかったりショートしたりで、スコアには結びつかず...なんとかグロスでやっと勝てただけ...当然握りは全敗でお年玉を二人にあげましたとさ(笑)。

それで、待望の宴会...が、ラウンドが終わった時間が早過ぎて、何処も飲み屋は開店前...仕方なく、唯一やっていた中華料理屋でビールと焼酎と中華料理で一杯。
四方山話も楽しくおかしく...でも、早い時間に酔っぱらって、今年もよろしく遊びましょうと、少し早いお開きとなりました。
...そんな訳で、今年のゴルフシーズン、始まりました(笑)。

久し振りの冬ゴルフ

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明日8日に古河ゴルフリンクスでのゴルフが決まった。

何年ぶりだろう、正月の後の真冬にゴルフをするなんて。
本来は3月頃まで冬眠するか、天気予報の「特別暖かい小春日和の...」なんて情報を聞いて、急に飛び込みでオープンコンペに参加するくらいしかゴルフはしない時期だ。
それが、昨年は中止になった長いゴルフ友達との「年1回の宴会ゴルフ」を、明日やろうということで急遽練習にも行って来た。

とりあえず明日のゴルフの遊び方としては、寒くて厚着をしているだろうし身体も強ばってちゃんと動かないだろうから、「全て低いフック球を打ってリンクスゴルフを楽しむ」ということにする。
一昨日練習場に行って、昨年仕入れたスポルディングのプロフォージド-1でクオーターショットからの低いフック球を打つ練習。
少しボールを右足寄りにおいて、ハーフショット位から打ち抜く。
このアイアンは「当たり」で、古いスポルディング特有の「もちっ」とした柔らかさがあり、ボールをコントロールしやすい。
ドライバーは追い風用にSXの10度のドライバーと、向かい風にはSで13度のツアースプーンでフックを打つ。
ほかに、セカンドで距離が残る時のためにピンアイ2プラスの2番を入れて、200ヤード以上を低いフックで転がすつもり。

どっちみち、普通のフルショットではろくな当たりにならないだろうから、ゴルフではなく「ゴロフ」で楽しむのも面白い、なんて(笑)。
後はインスタントカイロとか、電車で行くのでいつもの帽子はもって行けないから、折り畳める帽子とか...

宴会ゴルフは、その名の通り終わった後の宴会が目的でもあるので、電車で行って帰りに何処かの居酒屋で一杯が楽しみ。
冷え切った身体には、熱い酒が美味しいだろう(笑)。

そんな訳で、明日の真冬のリンクスゴルフ、防寒装備でそれなりに「楽しみ」「楽しみ」と...

(一つ不安,,,昨日から目が痒くて鼻水が...花粉か?)

願い事

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気がついてみると、Kさんは今年は年女だ。

「ああ...もうこんな年になっちゃったか...」
そんな感想しかでて来ない。

結局、結婚はしなかったなあ。
「出来なかった」んじゃなくて、「しなかった」んだ。
普通よりはもてたと思うし、誘いも申し込みもあったんだけど...若い時は仕事が面白くて、その後はあれに熱中しちゃったからな...
窓際に置いてある、赤いキャディーバッグが頷いているように見える。
...30になる頃に友人に誘われて始めたゴルフが、自分の人生にこんなに大きな割合を占めるとは考えもしなかった。
40になる頃にホームコースを手に入れてからは、なおさら。

仕事が順調なせいもあるけれど、毎週週末にホームコースに行くようじゃ、結婚なんて事はこれからもないだろう。
ハンデは13で止まったままだけど、最近はよりゴルフが面白くなってより深くゴルフを楽しんでいるんだから。
コースでは、色々と声をかけてくる男性メンバーは居るけれど、面倒なので女性の仲間としか回らないし。
初打ちはいつにしようか...

初詣で貰って来たお守りをバッグにつけたら、今年のゴルフもスタートしよう。
もう10個くらいぶら下がっているお守りはちょっと目立ち過ぎるかなあ...
他に古いのが10個くらいバッグのポケットに入っているんだけれど。
...このお守りを見ると、みんな「縁結びのお守り?」とか「交通安全?」とか、「家内安全?」とか「まさか「安産祈願?」とか聞くんだけれど、私は右手を立てて「長寿と繁栄を」とMr.スポックのように答えてごまかしている。

本当のことを言ったら、効き目なんてなくなってしまうから。
...確かに、初詣や旅行先で手に入れたお守りは、「縁結び「や「安産」や「交通安全」や「家内安全」なんかで有名な寺社のものだけど、私が願う神様は「ゴルフの神様」しかいやしない。

「どうか、私にラッキーを下さい。アンラッキーの数を少なくして下さい。」
「そして、私に楽しいゴルフの時間を!」

Kさんは、神様の前で手を合わせる。

...日本の神社の神樣方が、ゴルフを楽しんでいるといいんだけれど...
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