いよいよ暑くなるのかなあ,,, | 「ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み・・・」大叩き男(イラストレーター渡辺隆司)のブログ

いよいよ暑くなるのかなあ,,,



体調は良い。

俺にとっては奇跡の「猶予時間」を、ゴルフをやるわ晩酌はやめないわでやりたい様に時間を過ごしている。
節制なんて全くしていない,,,ただ、気温が30度を越える日々になると運動をする事も減り、飲み相手もいない日々の中で、晩酌の酒の量が増えていく。
とは言え、それなりにまだ旅ゴルフもしたいから、ちゃんと9種類も薬を飲み、酒だって日本酒を控えて毎晩缶チューハイを2本,,,それもアルコール濃度5%未満のをなるべく選ぶようなヘタレ具合で毎晩罪の意識と一緒に飲み続けている。
あ〜あ、懐かしい飲み仲間はあの世で酒飲んで騒いでいるんだろうか、懐かしき女性は笑って酒を飲んでいるんだろうか...

紙媒体の衰退で、流石に仕事も減ってきて稼ぎも少なくなり、オンボロ車で安い所を探しての旅ゴルフもなかなか大変になってきた。
まあ、自分の予定ではこんな歳まで生きているなんて思ってもいなかったから、感覚としては「まだ俺は生きているんだ!?」というのが自然な気持ち。
ホントに今生きている事自体がご褒美みたいなもんで、(真面目に正直に生きて来たとはいえ)我儘勝手を通した俺の人生、死んだら地獄行きってのは覚悟している。
なので、今の俺には何があっても「ありがたい、ありがたい」ってなもんで、文句なんて一切無い。

で、俺の病気(のはずだが...)は、今のところ不思議に調子が良い。
治るって事は無いはずなんだから、何かが効いてこの状態を作っているんだろうとは思う,、,医師も首をひねる数値の改善「そうなるような薬のせいじゃなし」という事実に自分で思い当たることがたった一つ。
「そんなバカな」とは言われたけれど、俺は最後にやった輸血の血液が俺の体を改善したんじゃ無いか、と思っている。
骨髄移植しか治療法が無いと言われているこの病気の、息切れと貧血・疲れやすさが(ついでに脊柱管狭窄症の右足の痛みまで)急速に改善されたのは、あの輸血の後だった。
それまでは、2時間かけて輸血してもさほど状態に変わりなく、ヘモグロビン値も上がらないどころか下がる一方だったのに,,,その輸血の後、なんだか体に生命力が戻ってきたように感じ、動いても息切れをすることが急に少なくなり、階段を上がっても全く辛くなくなり、5000歩歩いても平気になった(以前は100メートル歩くのに3〜4回は休憩して、息を整え足の痛みが去るのを待った)。
一週間後・二週間後の採血で続けてヘモグロビン値が急上昇しているのが分かり、ただただあっけに取られて感動してた...

俺は思う、あの輸血した血液の何かが俺にとって薬よりも効き目があったのでは?と...あの血液が俺にとってはスーパー治療薬となって、一気に事態を改善してくれたんじゃないのか、と。
まあ、科学的(合理的?)に見れば、ビダーザが効いてきたんじゃないかということなんだろうけど、俺はその献血してくれた誰かの血液の「未知の何か」が俺を劇的に改善してくれた、と信じたい。

ただ、俺はそんなに人生甘くない、てなことも理解している...いつかこの薬の効き目が急に切れて、また息切れと貧血と痛みの日が戻ってくるかもしれない、と。
だから今の日々を、「誰かからプレゼントされた時間」と意識して日々を暮らそうとしている。


無駄には出来ねえ,,,大事にしなくちゃ。

,,,でも、俺ってホントにヘタレだからなあ。

なんて思いながら。