「通りすがりの神」に助けられたヒッコリーゴルフ | 「ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み・・・」大叩き男(イラストレーター渡辺隆司)のブログ

「通りすがりの神」に助けられたヒッコリーゴルフ

奥さんとのラウンドが急にキャンセルになり、「それでは」と一人参加の出来るオープンコンペを探して決めたピート・ダイロイヤルコースのオープンコンペ。
気に入ったのが、「18ホールスループレーで食事なし」での9ホール新ペリアのコンペだったが、シニアティー(ゴールドティ)からの距離が5468ヤードで俺が思うヒッコリーゴルフには最適だという点。

いつものように前日に道の駅「にしかた」で車中泊し、早朝5時半に起きてコンビニで朝食を取ってコースに向かう予定。
こうすれば高速を走る事なく7時前に日光近くのコースに楽勝で到着出来る,,,ハズだった。
ところが...




朝起きて顔を洗い、さて近くのコンビニに...と動き出した途端、左後輪からドタンドタンと音がして、ゴトンゴトンという嫌な感触。
「やばい!」と慌てて邪魔にならない所に止めて車体を見ると...左後輪がペッチャンコ!
タイヤを見ると、かなり大きなネジが深く刺さっている。
今の車ではタイヤ交換などの道具は積んでいないので、「JAFに頼むしかないか」と携帯を取り出したが...「そうだ」と保険の担当者に電話すると朝6時前だったので眠そうな声...ともかく事故担当の保険会社の番号を教えてもらい電話する。
しかし、時間外なので機械音での案内...でも止むを得ず事故内容を携帯で送ろうとジタバタしていると「どうしました?」と声をかけられた。
見るとつなぎを着た若い男性がニコニコとした顔で立っている...「パンクしちゃって、JAFに連絡を取ろうと焦っています。」
「スペアタイヤがあるなら、僕が交換してあげましょうか?」...「ええ!? いいんですか?」「工具ならありますから」という返事。
「すみませんお願いできますか?」「任せてください」
スペアタイヤを取り出すのにちょっと苦労したけど、あとは淡々とスムーズに作業を進めてくれて、間も無く終了,,,「スペアタイヤ取り付けましたが、他のタイヤに比べて弱いので50キロ以上で走行しない方が良いですね」と。
有り難くて「どうもありがとうございます。」しか言えない。
なんとかお礼をと言うと「いいですよ、簡単な作業でしたから」と断る...「ではせめてお昼代にでも、と2千円を無理やり握らせる,,,「しょうがないですね、それじゃいただきます_」とやっと受け取ってくれた....もっと多い方が良かったんだけど受け取ってくれそうも無かったからなあ。





彼には「スペアタイヤはいつまで持つかわからないから、大きなガソリンスタンドでなるべく早くパンク修理をした方が良いですよ」と、アドバイスをもらった。

しかし、それから何箇所もインター近くのGSを訪ねたが、「修理担当者は9時出勤でどこのGSでも同じでしょう」という返事。
その時で7時過ぎ...そのまま2時間待つのももったいないので、スタート時間には遅れるだろうがコースに行くことにした...もちろん50キロでノロノロと...出勤時間に近づいたので道路はブンブン飛ばす車ばっかりで、煽りまくられて大汗掻いた。
最後はハザードランプを点灯させながら(急ぐ車は勝手に抜いてくれ)、とノンストップノロノロでコース着。
フロントで事情を話すと、驚いたことに俺のスタート時間は8時5分だと...7時半は完全に俺の勘違いだった....この時俺は今日起きてから全く飲まず食わずだったことに気がつき、おまけに薬も飲んでいなかったし、で、近くのコンビニでパンと握り2個と飲料2本を買って来て、大急ぎで着替え。
着替えてからパンをかじって薬を9種類飲んで、スタートホールに着いた時にはもう3人が待っていた。
慌ててティーショット,,,この1番、チョロ3連発とドタバタでダブルパー、...その次のティーショットは池、3番・4番ティーショットはチョロ...で、このボールを取りに斜面を登った後、降りる時に足がもつれて大転倒...(パンクからのドタバタで調子が狂ってしまったらしい、こんなふうに転ぶなんて自分でも信じられない。)
そんな調子を立て直すのに5ホールかかったが、その後の4ホールは満足する内容だった。
コンペは9ホールまでで、スループレーなのでそのまま残り9ホールへ。
ショットは納得行くようになったが、スコアメイクとしてはアプローチ・パットが壊滅状態...ここは練習しなくては(多分、暑くてしないけど)。




話はそれで終わらなかった。

上がってみれば、なんと俺がブービー(笑)。
大叩きしたホールがことごとく隠しホールから外れ、パーとボギーのホールばっかりが隠しホールに。
これは美味しかった...カートの中で、「ここは優勝の次がブービーだから」なんて話を聞いていたが、まさか自分がなるとはね。

商品は那須野が原牛、那須三元豚の肉と粗挽きソーセージ!
この商品にはうちの奥さんや娘が喜ぶこと!


パンクタイヤは、帰り道大手GSに寄ったが「これは難しいから」と修理してもらえず、そこで聞いたオートバックスに寄って「1時間待ちですが、いいですか?」にOK して無事直してもらえた。

が、このタイヤはそろそろ交換時期というので、家の近所でタイヤ4本注文して長い1日が終わった。


あああ、疲れた〜〜〜。