「準備」する気持ち
体感ではヘモグロビン値は落ちる感じがなく、苦しい窒息状態の「息が切れる」感じも最近は全く無い。
これで脊椎菅狭窄症による右足の痛みさえ無ければ、普通に以前と同じようなゴルフが楽しめるんだけど。
状況はそんなに甘いモノでは無く、「カート道に止めたカートから斜面を歩いてボールのところに行って、打った後またカートに戻ってくる歩き」が出来るのか、全く自信が無い。(だからコース内乗り入れが出来ないホームに行く事は、今は考えられない。)
そこで、最近回った中での「コース内乗り入れ可」で、(フルスイングが出来ない為に)「距離が短くても楽しめる」...「出来ればプレーフィーも安いコース」を探せば、2〜3コースが候補になった。
贅沢は言わない、そんなコースでラウンドが楽しめるなら何も文句は無い。
ただ、本当はヒッコリーで遊びたいのだが、これだけ久しぶりのゴルフでのスイングは全く自分の意思に反して酷い物になる筈だ。
ダフり・トップは当たり前、ヘッドのどこにボールが当たるかなんて神のみぞ知る世界。だいたい一本ずつ集めたヒッコリークラブは、みんな長さも硬さも重さも違い、それぞれのクラブに合わせた繊細なスイングをしなければならないが(そうしなければ簡単に修理不能なヒッコリーシャフトが折れちまうから)、とても今出来る自信は無い。
なので、これから始めるつもりの久しぶりの練習もラウンドも、とりあえず多少のことじゃ壊れない現代クラブ(といっても俺の手持ちのクラブなんてみんな10年以上前のだが)で再開しようと思っている。
もう「終了」だと思っていたゴルフプレーが、痛みをこらえる状態でもまた再開できそうなところまで来たのを俺はラッキーだと思っている。
(...狂気の夏前の良い季節に、青い芝と木々の緑の中で玉打ち散歩が出来るなんて、すっかり諦めていたことだった。)
そこで、手持ちのクラブで用意して...でも、フルショット出来ない体とスイングでは、昔使っていたハードなドライバーでは200ヤードも飛ばないはず。
最近の情報では、以前一緒にプレーしていた連中はみんなドライバーを反発係数違反のクラブに替えたと言うし、スピンがどうのとうるさかったボールも今じゃみんな飛距離重視のディスタンスボールに替えたって聞く...(本来飛ばないヒッコリークラブで遊びたい俺も、無駄な力を入れないためにはそんなクラブとボールが欲しい、と今思っている。)
病み上がりの復活ラウンドで、あまりに飛ばなくて後ろの組に迷惑を掛けたり、スロープレーの原因になったりするのは嫌だし、それが原因でまた体を傷めることだけは避けたいから。
...とりあえず、近日中に練習場で球を打ってみよう。