子育て奮闘記~息子の討論は~ | 子育てサロン

子育てサロン

子供のしつけ、子育て全般に関する情報、一口アドバイス、体験などを
公開します。

子育て奮闘中の笑みですニコ

 

 

我が家の息子は高校1年生です。

 

高校生になると

考える力は大人並みになる

と教えていただきますが、

 

学校でもお題に対して

班でとか隣同士でとかで

ディベートするそうです。

 

 

そんなこともあってか息子は

何かにつけて

議論したがります。

 

例えば

『幽霊はいると思うか?』

と言うのに対して

 

「いると思う」と言うと

いないと思っている息子の

主張が始まります。

 

「タクシーに乗せて

目的地に着いたら消えていたなんて

幽霊だったらそんな

タクシーになんか乗らなくても

目的地まで壁でもなんでも

通り抜けてまっすぐ行かれるだろう?

 

大体見える人と見えない人がいる

なんておかしいよ」

 

「幽霊は元は人間だったんでしょ?

死んで肉体が無くなってるのに

物を動かしたり飛ばしたり

出来るって何?」

 

 

私の

「よくわからないけれど

いると信じてるよ」

と言うような答えでは満足するわけがなく

次から次へと言います叫び

 

 

ある程度は私も意見を言うのですが

たいていは長々と主張するので

聞くのも大変になり

何となく言いくるめられている感じです汗

 

 

 

そして先日の事です。

 

私が

「明日の朝は早く出かけなくちゃならないから

早く寝よう」

とつぶやくと

それを聞いた息子がすかさず

「どこに行くの?」

と言いました。

 

「ちょっと○○まで」

と言ったのですが

「そんな所に行かなくてもいいんじゃないの?

何しに行くの?」

と言います。

 

私は

「清々しい朝の『気』をもらいに行くの」

と言いました。

 

それが息子の論点に

触れたようですあせる

 

 

「清々しい『気』とかって気持ちの問題だろ?

大体そこが『良い気』とかって

わからないじゃないか」

と主張が始まりました。

 

私は仕事で帰ってきたのが遅く

疲れていたので

息子の主張はうるさいだけでした。

 

 

とても反論する元気もなく

言い合いたくもなかったので

思わず

 

「はいはい。もういいよ。

わかったわかった」

と言ってしまいましたガーン

 

すると息子は

「なんだよ!何なんだよむかっ

と怒って

 

そばにあった段ボールの箱を

思い切り殴り、

壁に投げつけました叫び

 

私はびっくりしてしまい

何も言えませんでしたガーン

 

 

息子自身も自分の行動に

驚いたのではないかと思いますが

自分の気持ちをおさめていたのでしょうか。

 

息子はそのままイヤホンを付けて

スマホで何かを聞いていました。

 

そしてそのままお互いに無言で

それぞれの事をしていました。

 

 

私も言った瞬間

「いけない!」と思ったのですが

 

思いのほか息子の怒りがすごく

驚いて謝ることもできませんでしたショック!

 

 

時間になって

息子はお風呂に入り

次の日の準備を始めました。

 

もうその頃には怒りは収まり

「○○を明日持っていくんだけど・・?」

といつもと変わらない様子で

話してきました。

 

私も普通に

「まだないから

明日の朝入れるようにすればいいよ」

と答えました。

 

 

そして次の日。

 

全くいつも通りの様子で

学校に行きました。

 

私は何となく後味が悪く

やっぱりちゃんと謝った方がいいな

と思ったので

 

息子が帰ってきてから

言う事にしました。

 

 

「学校でよく討論するみたいだね。

あなたはいつも色々言うけれど

ママはあまり言えないし

聞いていて疲れちゃって

ちゃんとに聞かなくてごめんね」

と言うと

 

息子はふざけた調子で

「やだ」と言いました。

 

「まぁ、○○には行かなくてもいい

と言うボクの主張なだけだよ」

と言って

後はなんてことのない話をして

おしまいでした。

 

 

 

家庭教育で

「子どもの話をちゃんと聞きましょう」

とか

特に高校生期には

しっかりと聞くことの大切さを

教えていただいているのに

 

息子の話は

長くて強くて聞きにくい

と思って

 

あれこれしながら

聞いてしまう事が多い私です。

 

息子は話したいと

私が移動すれば後をついてきて

話してますえっ

 

それで

『この頃理屈っぽい』

と言って

息子の話を聞くのが

イヤになっていました。

 

 

『話をしてくれるうちが花なんだから

言ってくることを喜んだ方がいいかな?

いや、

もう少し私も勉強(?)して

息子の討論に立ち向かえるように

なった方がいいかしら?』

 

そんなことを思いながら

大人っぽく主張するようになった

息子の成長に感謝!の笑みでしたニコ