イチョウの雄姿を見上げ精神的高揚を受ける日本人と、
成分を分析して、商業的製薬品開発にいそしむ西洋人と、
性格の違いとして片づけられるものだけではないだろう。
もっと根本的な違いがあるかと考える。
けれど、西洋人の分析化学解析するその性格は、世界に共通する品質管理や、その規格作りにもなる。
日本人がグローバル規準で頑張ろうとするのも見上げる規準を設けることでそれ以上のものを作るときがある。
現代はびこっている規準は、悪魔的なものと、人類の叡智を生かして宇宙に順応するものとに分かれてゆく。
堆肥を入れれば有機農業と思われがちなあやふやな概念に、オーガニック規格を作った土台は、ヨーロッパ中に広まったバイオダイナミック農業の研究と結果が基になっている。
そのオーガニック規格に法律的いちゃもんをつけているのが今のEU法の規制である。
人間の免疫力を高める農産物をつくっているのに、その逆をいこうとする放射線照射の導入や人工的に成分を添加し規制するガイドライン作りをしようとしている。
これらはEU委員会が遺伝子組み換え作物寄りの政策をとり続けてきた延長線上にある。
遺伝子組み換え作物に熱心なのはモンサントを筆頭とするイルミナティ企業である。
2年前からELIANT[エリアント]運動が呼びかけている運動は、EU圏市民による「国民投票」のようなものらしいが、イルミナティ企業が推進するものは、ひとつが決まれば、それがグローバルスタンダードとなって世界中で応用されると考えた方がいい。
豚インフルエンザワクチン騒動も自然の摂理から逸脱したウィルス操作による、人工的なものであることは言うまでもない。
(2009.10.10)
【参考】
ELIANT 100 万人署名にご協力ください
http://www.forum3.com/05/eliant.html