花王株式会社(かおう、Kao Corporation)は、東京都中央区日本橋茅場町一丁目に本社を置く大手消費財化学メーカーです。1887年(明治20年)6月19日- 花王創業者長瀬富郎が日本橋馬喰町に花王の前身の「長瀬商店」を創業(石鹸や輸入文房具などを販売)したと言われています。明治23年に「花王石鹸」を発売しました。

 

1925年(大正14年)5月16日「花王石鹸株式会社長瀬商会」を設立します。1934年(昭和9年)家事全般について科学的にアプローチする研究施設として、家事科学研究所を設立します。(1937年長瀬家事科学研究所に、1954年花王家事科学研究所に改称)。

 

1946年(昭和21年)「花王石鹸株式会社長瀬商会」が「株式会社花王」に商号変更。1954年(昭和29年)花王石鹸と花王油脂が合併し、新・「花王石鹸株式会社」となります。

 

2006年(平成18年) 化粧品大手のカネボウを買収します。また、子会社化。中国に花王(中国)研究開発中心社設立します。2022年(令和4年)10月1日 グループ会社のカネボウ化粧品が運営していた「カネボウ陸上競技部」の運営を引き継ぎ、「花王陸上競技部」として始動します。

 

2024年(令和6年)6月1日 - ニャンとも清潔トイレ事業をエステーへ譲渡する予定ということです

 

知っていましたか?実は1890年発売の花王石鹸は当時「顔洗い」(かおをあらう)と呼んでいた化粧石鹸の高級な品質を訴求するため、発音が「顔」に通じる「花王」と命名したものらしいです。当時は「香王」「華王」なども候補に挙がっていたとか。しかし、花王石鹸といえば月のマークです。この月のマークも初代(1890年)は右向き(下弦の月)でしたが、下弦の月は徐々に欠けていくので縁起が悪いということで左向きの(上弦の月)マークになったということです。この穿孔は右を向いているので初代でしょうか。花王の皆様、ご苦労様です。