空高く  新聞記事から

真夏の暑さも残る中、爽やかな風を時に感じます。

空高く、いわし雲が見られる頃になりました。

空を見上げると、過去の嫌な思い出は消え、代わりに忘れていた希望のような何かが沸き上がる気がします。

会いたい友に手紙を書く。

読みたい本を読み、新しいジャンルにもトライ‼

新しいスニーカーを選ぶ…あの山にも登る。

などなど。

「いわし雲 遠き昔の かくれんぼ」という一句も浮かぶ…

この長月、思い浮かぶ何かを実際にやってみる日々にしたいと思います。

 

心配は石ころの数だけある。うつむいていると心配だらけの人生…

見上げる大空に、「はっ」と違う世界を感じることが多くある(V)

 

温泉の池の蓮…もうそろそろ終わり…

 

帰省… 70歳女性

多くの人が故郷を目指したことでしょう。

若い頃は年に一度のお盆に、実家のある福島へ子供3人と帰省するのが一大イベントでした。

高速道路の渋滞を避けるため、早朝、子どもはパジャマのままで出発。

高速を降りて実家に到着するころ、皆に会える楽しみと新鮮な野菜や果物を土産にもらえることが嬉しくて、ワクワクしました。

子どもたちが従妹と遊ぶ頃、母と収穫に励み、車に積めるだけ積んで帰りました。

そして、思いでの写真を送ります。

いつまでも手を振って見送ってくれた両親を思い出します。

 

懐かしい学生時代…子どもの頃の帰省が目に浮かびます。

母はいつも温かい優しい目で出迎え…見送ってくれました・・・

 

 

自分の歩幅で残りの人生歩む  73歳男性

現役時代の職場の上司で今、85歳の方がいる。

多趣味で、囲碁、釣り、合唱、バードウォッチング、外国雑誌の翻訳など忙しく過ごされている。

先日、そんな先輩が「もっと社会的に意義あることをしなければと思っている」と漏らした。

確かに、定年退職後にも、社会的な役割を果たさないと世間から隔絶すると不安に感じる人はいるだろう。

しかし、私は「高齢になって、何も特別なことをする必要はない。年を取っても人生を大いに楽しんでいる、という生き方ができれば、それで十分なのではないか」と考えている。

もちろん、年齢に関係なく、仕事やボランティアで社会に貢献するのは素晴らしい。

要は、それぞれの歩調で残りの人生を歩んでいけばいいのではないだろうか。

彼のように、85歳になっても生き生きと暮らしている姿が、おのずと周りを勇気付けていることだってあるに違いないのだ。

 

単純に動き回り…地域を訪問すること(訪問できること)は、あらゆる観点から重要…ただ、人に強要する必要などない。

自分の生き方は自分で決めて、天に恥じることなかれ…それだけだと思っている。