「多機能」組織
海上自衛隊の発足当初、最大の脅威はソ連の潜水艦だった。
主たる装備は水上艦や潜水艦で「単機能」の海自として出発した。
これにP3C哨戒機と対潜ヘリが加わり、潜水艦を空からも探知できるようになった。
その後、増大する空からの脅威に対応するためイージス艦を導入し、弾道ミサイル防衛の役割も担うようになった。
ミサイル防衛だけでは対処できないとして(敵基地を攻撃する)「反撃能力」の保有も決まった。
脅威の変化応じて「多機能」の海自へと進化したのが、70年の変遷だろう。
多国間訓練はかつて「集団的自衛権の行使が前提の演習だ」と国会で問題視された。
例えば「環太平洋合同演習(リムパック)」は、日米のグループと、日本を除く他国と米国のグループに分けてもらい「多国間訓練ではない」という体裁で参加してきた。
それが今、海自は南シナ海で多国間訓練を行うようになっている。
中国の台頭で安全保障環境が厳しくなり、政治環境も大きく変化したことの表れだろう。
海自の課題は、乗組員の確保だ。
船上で家族や恋人らと通信できる環境を整え、手当も拡充させるべきだ。
女性隊員も増やす必要がある。
自衛隊OBのコメントです
ウォーキング中の路傍の花
遺骨収集 80歳男性
太平洋戦争の激戦地・トラック諸島沖で撃沈された「愛国丸」から30年ぶりに遺骨が収容されたという記事を読みました。
国のために戦い、戦没戦とともに深い海の底に放置されている遺骨のことを思うと、心が痛みます。
政府は、今も放置されている遺骨の収集を徹底してほしいと思います。
現在、日本は多くの難問を抱え、混迷を深めていますが、遺骨の収集は優先的に取り組んでほしいです。
拉致被害者の救済とともに、日本国の最重要課題だと思います…
そもそも、これら二つのことが、政治の場で激論されるべきであり…方策を徹底すべきだと思うが‼
揚げ足取りばかりで…何をしているのか(笑)
戦争残すのは憎しみ 70歳男性
沖縄戦から79年たった。
私の祖父は沖縄戦で玉砕した。
平和祈念公園の「平和の礎」には、祖父の名前も刻まれている。
祖父が戦火を免れることができたら、9年後初孫の私を抱くことができたのにと思うと残念でならない。
日米合わせて20万人以上が命を落とした。
その犠牲の上に今の平和があるのだろう。
今も世界の各地で戦争が行われている。
今後も新たな戦争が・・・
戦争は苦しみ、悲しみ、そして何よりも憎しみしか残さないということを肝に銘じたい。
なぜ国家も個人もこうも悪いことばっかりするのか…。
路傍の花