「友達や故郷の想い出は、お金にも飯の足しにもならないけど…自分が思い悩んだ時、くじけそうになった時…支えてくれる。」

 

母と新聞 女性投稿

5月で90歳になる母は、結婚前から毎日新聞を読んでいる。

結婚当初、同居していた義兄弟を結婚させた…子どもを育て、義父母も見送った…。

30年以上経ってようやく2人だけの新婚生活・・・

父は2年とたたず逝ってしまった‼

いくつもの出来事を乗り越え…新聞だけは欠かさず読んでいた母。

その母が脳梗塞で入院…新聞と離れた時間を過ごす。

字を書くことと数字を数えることができなくなってしまいました。

新聞を読むことを再開したが…感想を話すことはありません。

でも、時間をかけて新聞を読んでいく。

休刊日は前日の新聞を再度読んでいます・・・

母の頭の中には、様々な記事や写真が…。

 

と記されいていました‼

この記事を読んで、自分の母を思い出します…

読売新聞の「気流」投稿記事が大好きで、毎日楽しみにしていました。

 

鹿児島空港近辺「溝辺教会」

 

意味がある  投稿記事

酒は適度に飲むが、たばこはやらない。

運動は毎週欠かさずやり、職場の健診で引っかかったことはない。

にもかかわらず、50歳を前に脳梗塞を患ってしまった。

 

入院前日は、耳鳴りで眠れず、不安にかられ、夜間の救急外来に駆け込んだ。

でも、家族や親兄弟、職場の人たち、友人からの励ましで、気持ちを落ち着かせることができた。

 

主治医や看護師の的確な助言、激励も大きかった。

大人であろうと、気持ちが弱っている時の温かい言葉は心に染み入る。

 

幸い大きな後遺症はなく復帰した。

今後、自分を支えてくれた人に何かあった時は、自分が彼らを支えることができるよう、今は健康に注意したい。

そして「人生のどんな経験にも意味がある」と前向きに考え、今後の人生を歩んでいきたい。

 

新聞から…

まるで自分を見ているようだ。

年齢は違うけど、体力自慢…どんな無理でも…と思っていたが、患った。

生きていることに感謝している。

両親を筆頭に全ての方々に心から感謝!

穏やかに、優しくなれたような気がする(手前味噌だが)

 

そして思う…ようやく明るい兆しが少しづつ見えてきた昨今…

いじめ、殺人、配偶者暴力、虐待と騒がれる・・・。

不思議でならない。

子どもといっぱい遊べばいいじゃないか…夫婦色々と話し…男と女将来を語ればいいじゃないか。

 

こんなチャンスが他にあるだろうか…もう二度とないと思う。

勉強も仕事も…そんなに高を括るほど深刻になる必要があるか…。

みんな自分を知っていると思う…晴れたらまた一生懸命歩けばいい。

煩わしいとかストレスが溜まるとか…いつからそんなに偉くなったんだ。

子は国の宝、配偶者はこの世で最も親しい他人、そして男と女しかいない。

歳をとり病を患ってからでは遅すぎるよ…。

 

戦う相手は人間・家族ではない…心の悪とならず者だ。

 

庭のチューリップさんたち