庭じまい 71歳男性

一月に庭木の杉や柿、ケヤキなどの大木を20本ほど業者に伐採してもらった。

業者いわく、「庭じまい」を依頼する例が増えているという。

しかし、地面があらわになり、ただ広いばかりになって寒風吹きすさぶ様を見ているとさみしい限りで、後悔の念。

それでも、日当たりが良くなったためだろうか、3月に入ると…スイセンや福寿草、カタクリなどの花々が咲き始めた。

フキノトウもあちこち顔を出して、一気に和ませてくれる。

・・・

競うように咲く花々と、まもなく咲くであろうと残しておいた一本の桜が新たな風景を彩るだろう。

そう思うと期待が膨らむ春になってきた。

 

僕の庭は、昨年の今ごろ…福寿草が蕾と花を咲かせていた…今年は、未だ雪の下(笑)

チュウリップの芽は確認(V)

 

残雪淡し春告げて

 

男と女 一年前

相談を受ける「離婚した夫婦、子供は男女ふたり社会人」

保険の契約者であり趣味友でもある…
女性は54歳、DV、子供に対する暴力、帰宅時間に対するモラハラ、ストーカー等に我慢していたが、外面のいい夫に不満を持ちながらも幼少の頃から苦労しているこの人を支えようとは思っていた。
男性は56歳、コロナ禍にも関わらず彼氏を自宅に連れてくる娘に腹を立てる…子供の頃、親の愛情を受けたことないような生立ち…奥さんの自由奔放・朗らかな性格に理解しても着いていけない…の感じで突然爆発するような性格。
男は弁護士を立てている…女はとにかく早く離婚したい。


男から電話で
「色々な引き出しを持っていて経験と共に適切なアドバイスを出来るかもしれませんが、夫婦の問題です…相手に対し有利なアドバイスをしないでほしい」と・・・


女は聞いてほしいと連絡あり、会社の一室で会いました。
向こうは弁護士を立てシャットアウトしているが…こちらも弁護士をと考えたけど…DVに対しての慰謝料はせいぜい300万、住宅ローンの支払い車のローン…を共有財産として、300万円は無くなり裁判費用だけかかるだろう…の認識のもと…出会いから結婚、第一子妊娠・出産からの変貌…日常生活の細部までを誰かに聞いてほしいと…それが僕でした。
「頑張ったね〜大変だったね…」こんな言葉をずーと繰り返していました。
ご両親は健在で資金の援助はあるもよう…。


彼らの二十数年は何だったのか…?と思うけど。

道は、いくらでもあるのに頑なになるのが人の性…

別れる前の相談ならいくらでも苦労するが…別れた後の相談なら聞いてやることしかできない。
いつでも相談においでと双方に送る(涙)