皆様、おはようございます
アラン・コーエン認定
ホリスティックライフコーチ
桜水現実(オースイうつつ)です
先日二番目の兄と一緒に
母の件である手続きに出かけた時のことです
いろいろな手続きが本当に多いのと
福岡滞在期間内に終わらせなくてはと思い
今思うと私はかなり
気持ちが苛ついていたのかもしれません
二番目の兄は昔から
本当に「自然体」を絵にかいたような人です
良くも悪くも
怒る時は怒るし
(周囲は理由がわからない)
ボーリングをしてさえいれば
超ご機嫌だし(理由はわからない)
何というか
私や他の家族がイラっとしている姿を
意味が分からず不思議そうに
澄んだ瞳で見つめるようなところがありました
先日ある銀行の窓口に兄と行ったところ
その女性の対応がなんだか不愛想で
ちょっと私はイラっとしていました
窓口=愛想が良い
そういう縮図が入っていたのでしょう
こういう時私の悪い癖で
妙に気を使って
相手の機嫌を逆にとろうとしたりします
最初のうちは必死でやっていたのですが
途中からもうどうでもよくなり
「どうしてこんなにニコリともしないんだ」と
なんだか本当にイライラしていました
一人相撲に疲れた感じです
その時に兄が書類に記入していたのですが
老眼のせいか
眼鏡を取ったりはめたりして
頭が禿げてふとっちょのおっさんが
首を出したり引っ込めたりしながら
一生懸命記入していました
没頭している姿を
私は「相変わらずマイペース」と
ため息まじりに見ていました
その時兄が独り言を言いました
眼鏡とったりはめたりせやんけん
大変やん、ほんとに
その時です
私が少しなりとも機嫌をとっていた時には
にこりともしなかった彼女が
吹き出して笑いました
兄は「大変ですよ」と返し
また記入を続けました
不思議なのですがその直後
兄ってすごいんだな
私はそう思いました
兄からは何も言葉を発していないのに
その彼女は自分にも子供がいること
塾に行かせるのが大変なこと
それをにこやかに話し始めたからです
兄はただふむふむと聞いながら
にこにこしていました
お兄ちゃんってすごいね
銀行を出てからちらっと言うと
いやあ目やろ?
もういかん、悪くなった歳とった
お前もだいぶ老眼来とるやろ?
と、とんちんかんな答えが
返ってきました
そして「がはは」と笑い
今日はどうもありがとう
と丁寧に言ってくれました
禿げた頭をペコンと下げて
御礼にコーヒーでも奢るよ、と
時間あるかいな、と
また眼鏡を外して
スマホの時計を見る姿に
私もついに笑い出してしまいました
☆
自然体の人は自然体ではない人の前では
時々人騒がせです
自然体でないと
自然体が自然に感じられない時があります
二番目の兄はマイペース過ぎて
ちょっと鈍いんじゃないの!?
なんて思うことがあります
しかし自然体の良さと言うものは
自分の範囲内で
全てを完結できることだと思います
私がどう思おうが
兄はまったく頓着しません
自分の内側で全てが完結している
そう言えるかもしれません
怒っていても笑っていても
泣いていたとしても
自分の領域に相手を無理やり入れることなく
相手の領域に自分が無理やり入ることなく
相手がいつ入ってきてもいいように
なぜかドアだけが全開な状態なんだなと
兄を見ていて思いました
反対に相手の領域がもし空いてたら
散歩がてらに入りたくなれば
ふらっと入っていくような状態です
不自然体の私としては(笑)
あちらから手を伸ばしてくるわけでもなく
ドアだけが全開な状態に
なんだかイラっとするわけです
私から行かなきゃいけないわけ?と
でも来ても来なくてもいい
きっとその人はそう思っています
そして自分がこちらに行きたい時には
あちらから出てきて
親しげに笑うのでしょう
それは私に対して
その人がとりたてて何も求めていない
そのことがわかる瞬間であり
あ、私も好きなようにやっていいんだと
許されていることに気が付ける
瞬間でもあります
だからいつの間にか
私も自分のドアを開けっぱなしにして
自分のやりたいことに
没頭し始めます
リラックスと言うのは
そう言う状態なのかもしれません
鍵をかけていないドアから
泥棒が入ってきて
内側の何かを奪われるかもしれない
ではなく
誰が入ってきても何も奪われることはない
そう信頼している状態なのかもしれません
☆
「やっぱ魅力的やね」
そう言いながら
カフェのデザートメニューを
じっと見ている兄を見ながら
いつの間にか
ゆったりとした気持ちになっていることに
私は気が付きました
いつの間にか
ドアを開け放している自分に
気が付きました
自然体は伝染するのです
うつつ
