皆様、こんばんは。
桜水現実(オースイうつつ)です

今東京に戻ってきて
ちょっと一息ついています

今日は夏至ですね

冬至、夏至と言えば易経^_^

今年は実家に戻っていたので
易経メッセージの募集が出来ませんでした

それで、帰ってきて
易をたててみたので

皆様のご参考になれば…と思い
このブログを書いています

易のメッセージは
とにかくグラウンディングが効いてます

私は易経は独学なのですが

その八卦の自然要素の組み合わせと
各卦の言い回しに一時期
すっかり魅了されてしまい
いつの間にか全部覚えてしまいました

漢文みたいな感じで
好きだったんですね、、、

さて、今年の夏至は

水火既成

既に成る

と言う卦です

すごく良い感じに聞こえますが
逆をいうと

既に整っているから
動き出さなくては
これ以上の発展は望めない

と言う言い方も出来ます

ちょっと前に満月でしたが
なんだか共通項ですね

この卦は64あるうちの
一番最後かなぁと思いきや
なんとその一歩手前の63卦目

じゃ最後は何かと言うと

火水未済と言う
まだ整っていない
未完成な状態で終わるのです

そのあたりが
易のすごいところだと思います

何かを成し遂げて終わるのではなく
再び出発で終わるのですから

人生は冒険の連続だ

そう言っているような感じですね

「ファインディングジョー」と言う
アランさんも出演された
スピリチュアルムービーの中では

人生の流れの法則を説明しています
(ちなみに、これ本当に良いムービーです)

ここでは、ある神学者が
見つけた人生の法則を教えてくれます

この法則が
どんな昔話にも現代の映画の
ストーリーにも使われている

それを証明してくれています

その人生の流れの法則は以下の通り

旅立ち→通過儀礼→帰還→旅立ち(別れ)
→通過儀礼、、、繰り返し

たぶんこの水火既成は
「帰還」に当たるのかもしれません

人生の冒険をある程度終えて
帰ってきたところ

満ち足りている状態

しかしここでムービーでは

帰還の時の本当のギフトは
冒険の末に持ち帰った宝ではない

と言います

その体験が宝なのである、と

例えばももたろうは
鬼退治して持ち帰った宝が宝ではなく
真の宝はその体験であり

その体験を話すことで
村人たちを次なる冒険へと誘い
また自らもパワフルになっているのです

考えてみれば
宝とは永遠のもののはずですから

物質的な宝は
いつか使い切ってしまいますが
体験は語られれば
語られるだけ光り続けますね

ですから「水火既成」の卦は

あらゆる体験の末に
たどり着いた「今」を

現状を肯定しなさい

そう言っているのかもしれません

肯定すれば
そこに必ずギフトを見つけることが
出来ますから

どんな状況が目の前に広がっていても
例えば「既に成る」なんて
とんでもない!と言う状況でも

既に成る

そう見てみると良いかもしれません

あれ、ちょっと昨日のブログ
かぶりますが、、、

冒険がいったん終わって
帰還したのだと思えば
今までの体験の意味が浮き上がってくる
かもしれません

何かを達成した

そう自分が思う時だけが
「既に成る」のではなく

案外動き出さなくては、、、

そう感じていたり

後ろから人生に突っつかれてる

そう感じる時の方が

「既に成る」時なのかもしれません

今までの自分の道のり
いったん全部肯定してみてください

何かギフトが見つかれば
次なる冒険がまた始まるでしょう

夏至のメッセージ

お役に立てれば嬉しいです


おやすみなさい


うつつ