ちょっと長めの記事になりますが、、、

先日、アラン コーエンさんのライフコーチ認定のベーシックセミナーを受講してきました。

10月まで、道は長いけれど、素敵な仲間たちと希望に燃えています。

実は、最初に「コーチング」と言う単語を知ったのは、10年ほど前でした。

会社の後輩から、「コーチングを勉強しようと思うんです」と言われて、
訳が分からず、「あ、のりおのツッタカター、ツッタカターってやつね?」と。

彼女がうんざりした顔して、「それはマーチング」と言ったのを覚えています。
(「オレたちひょうきん族」をご参照下さい)

そのとき、コーチングというものの説明をしてもらったのですが、あまりよく分からず、その言葉だけがインプットされました。

後輩の「うつつさんにも向いてると思う」と言う何気ない言葉と共に…

それから、時間は流れて、、、

前から知り合いだけにさせて頂いていたカードリーディングやチャネリングをこのブログをきっかけに、正式にさせて頂くことになり、

いろいろと広がったり、迷ったりしながらも、

今年からお電話セッションを始めたとき、心に今までと違った感触がありました。

全身耳になっているお電話セッションで、

クライアントさんが、どんどんご自分で答えを見つけて行かれることを経験したときです。

カードを最初は使っていたのですが、そのうち私が何気なく投げかけたある質問をきっかけに、それが始まりました。

カードは一切使うことなく、、、彼女の口からその答えが導き出される「気配」の清々しいこと…。

ああ、答えはクライアントさんが持っていらっしゃったのだなぁ、と感じました。

そして、皆がこんな風に自分で道を見つけられればどんなにか良いだろう、と思いました。

その時に、どうしてかわからないのですが、10年前のコーチングと言う言葉が蘇りました。

今年は基盤を固める年と感じていたので、早速「コーチング」を検索。

でも、ギブアップ。

どれも魅力を感じず、じゃ心理学でも勉強してみようか、と思ったそのときに、

アラン コーエン ライフコーチング認定セミナー、残席2

そんなメールが何故か来ました。
しかも残席2になってから。

調べてみて、私がまず鳥肌がたった彼の言葉がありました。

真のヒーラーは、身近な人を照らします。

何故なら私はいつも母は私にとってヒーラーだと思っていたからです。

それから、セッションで出会うさまざまなクライアントさんのご家族やご友人を心配されるご様子を拝見して、人は皆ヒーラー同士になると感じていたからです。

アランさんが口癖のようにおっしゃる

答えはいつも自分自身が持っている

その言葉も、すとんと腑に落ちました。

先に書いたように、クライアントさんが、すいすいと見つけて行かれた過程を時々目にしたからです。

そして、この言葉は何よりも私自身を元気づけてくれました。

私は私への答えをもう持ってる。

そして、私もやっぱり答えを探していたのだと気がつきました。

ライフコーチングは、スピリチュアルコーチングと言われるホリスティックなものです。

人を器官や脳のメカニズムとしてではなく、まるごとスピリチュアルな存在として捉えるところからまず始まります。

なので、人の存在そのものに、制限がまったくないのです。

人はすでに完全なる存在。

心のなかにもうすでにあるクライアントさんの答え。

コーチは、クライアントさんに寄り添いながら、長い心の旅を共にするのです。

「何も間違ってないよ」と励ましたり、

地面を見て歩き続けるクライアントさんの肩をつついて、「空を見上げて」と視点を変えてもらったり、

「お腹がすいた」と言われたら、「お腹がすいたんだね」と言いながら、、、。

心のなかの風景が変わってくるまで、一緒に旅をする。

時々キラリと光る小石を見つけるクライアントさんと共に。

そして、心のなかの風景が変わり始めると、周囲が変わり始める。

そのことに共に喜びを分かち合う。

リーディングは、答えを見せるものではなく、可能性を見せるものだと常々思っていました。

何故なら、答えは無数にあるからであり、選択はクライアントさんのものでなくてはならないからです。

コーチングを学ぶことで、クライアントさんが、よりロマンティックで、かつ、よりリアリスティックな心の風景が見えるようになるといいな、と思います。

柔らかな心に戻っていくときに見つけていける日々の感動が、
きっと励ましになっていくと思うからです。

そして何よりも、私が今セミナー後に感じているこの「大丈夫」と言う安心な感覚を、クライアントさんにお伝えし、共有できたら、どんなにか素敵だろうと感じます。

これから、少しずつずっと学んでいきます。


うつつ