熱燗がとても好きです。

実は昔は苦手だったのですが、生前父にお付き合いをして、熱燗を飲むようになって、
本当に好きになりました。

冷酒のようなキリッと感はなく、米本来の甘いとろんとした感じが出てきて、麹の香りも強まります。

熱燗を飲むと、自然に父を思い出し、またゆるりゆるりとした時間が愛おしい気持ちになります、

記憶が愛おしいのか、その時間が愛おしいのか、定かではないのですが…。

昔住んでいたうつつ城の近くに、美味しいモツ焼きやさんがあって、
そこは本当の本当に常連さんしか居らず、
小さな店内はいつも満員。

でも果敢に入って行ったら、なんとなく受け入れてもらえて、それから時々行ってました。

女性一人のカウンター飲みなんて、ものすごく珍しいところなので、時々声をかけてくるきとくな方(笑)がいらっしゃるのですが、

そこのママが、いつもがっちり守ってくれます。

先日その古巣近くの美容院に髪を切りに行き、久しぶりに寄らせて頂きました☆

{87750F86-2568-413A-A942-20E18CC23A9E:01}

あ~、おいしいな、って。

心から思います。

パリパリに焼いた厚揚げにたっぷりのネギと生姜。

こちらのお店はご家族で経営されており、その会話が本当に心和むんです。

旦那さんとママなんて、超ラブラブで、また息子さんがとてもお年寄りに優しくて、、、

あー、このご家族は本当にご自分達のきちんとした「正しさ」をお持ちなのだと感じます。

お客様も、旦那さんとママ、お店をお手伝いされている次男さんの同級生が、とても多い。

BGMは60年代から70年代。

いつもいつも通っていたら、私はたぶん少しメランコリックが過ぎてしまいます。

その時代に戻ってしまって、きっといつの間にか、父の膝の上にいるような錯覚になるかもしれない。

だから、「ずっと」は危ない(笑)

でも、時々訪れると、、、

古き良きあの頃を思い出し、なんだか小さな少女になったみたいに、

謙虚で従順な気持ちになります。

自分一人で生きてるんではなくて、ちゃんと守ってくれる大人が居て、
しかもそれを知らずにやりたい放題だったあの頃の、

でも、叱られるとちゃんと何が強くて従うべきか本能的にわかっていたあの頃の、

ちっちゃな私が心の奥から戻ってきます。

ピチピチの活きのいい希望とか夢とかを、なんの陰りもなく携えている自分が、

心の奥から戻ってきます。

頼りないくせに、ものすごく自信満々の少女の私が、

大人ぶって戻ってきます(笑)

そんなお店…☆

時々行って、元気をもらっています。


うつつ