皆様、メリークリスマス!
如何お過ごしでしょうか。
桜水現実です(^^)

街中にこの季節至るところに、クリスマスツリー!
丸ビルは、ディズニー仕様です。

いろいろありますが、私はこれが一番好きです。

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これは、丸の内の中央郵便局に隣接している商業施設「KITTE」に登場したツリー。

あまりに素朴で落ち着きます。

なんだか、黙って見上げてる人が多かったです。
うまく照明の効果をつかって、キラキラキラキラ
まるで、粉雪が降り注いでいるようでした。

皆さんは、クリスマスの思い出のなかで特別なものはありますか?

あれはいつ頃だったか…。

小学生だったと思います。母と二人で帰りの遅い父を待っていました。

こたつの上には、クリスマスケーキ。
しかもアイスケーキです。
当時、アイスのクリスマスケーキがすごく流行っていたのですが、お知り合いから頂いて、母も私もとてもウキウキしていました。

アイスケーキはもちろんカチコチで、上にはサンタとか、トナカイとか、煙突のある赤い家とか・・・
それはそれは可愛くて、でもとても美味しそうでした。

父が遅くなりそうなので、待ちきれない私達は、「じゃ、少しだけ切って食べようよ」と言うことになり、
母が包丁を入れました。

グッ!と強く押しても、全く刃がたたず・・・・

10分待ちました。

また、グッ!

全く刃がたたず・・・・。

それを何回か繰り返しました(笑)
今からして思うと、包丁を少し温めればよかったとかあるのですが、私達は初めて見るアイスケーキにただただなんだか緊張してしまって、とにかく待ちました。

そして、そのうち、こたつが温かくて、気持ちよくて、寝入ってしまいました。

「おいっ!」

父の声で起きると、父の笑顔が一番に目に入りました。

はっとして、目の前のアイスケーキを見ると、溶けて傾いています。

トナカイも、サンタさんも、傾いて、情けなさそう・・・・(笑)

父が笑い、母が吹き出し、私も笑い、私達はスプーンですくって脇のほうを食べました。

あのころは、父が居て、母が居るのが当然だと思っていました。
私はまだ完全に守られていて、失敗も何も一緒にそうやって笑ってくれる父や母が居て当然だと思っていました。
そして、ずっとずっと、この時間は続くのだ、とどこかで勘違いをしていました。

反抗期があり、親子げんかがあり、泣いたり、笑ったり・・・・

父が亡くなってから、クリスマスのたびに、私は何故かこの時のことを思い出します。
父の生前には、全く思い出さなかったのに。

母に話すと、少し記憶違いもあったけれど、父の笑顔は今でもはっきり覚えています。
そして、その笑顔を思い出すと、温かい思いが胸に満ちるのです。

感謝と言うか、愛と言うか・・・・。

ああー、こんな風に、人は永遠に心のなかに生き続けるのだな、と思うのです。

江國香織さんと言う作家さんが、ある小説のなかに書いた主人公のセリフがあります。

「人の居場所なんて、誰かの心のなかにしかない」

逆を言うと、人は人の心に居ることが出来ると言うことなんだな、と思います。

皆さんは、どんなクリスマスをお過ごしでしょうか?

レストランでも、夜のイルミネーションでも、わいわい居酒屋でも、家族の食卓でも・・・
それから、自分の心のなかでもいい。

大切な人と、どうか大切なひと時をお過ごしください。

クリスマスは、ありふれた思い出も輝きに変える魔法を使います。


メリークリスマスキラキラ


うつつ