「断捨離で人生を変える!」
って、何だか本のタイトルみたいですが・・・
5月の連休に決行しました。断捨離!!
小さな部屋だが、大掛かりな大掃除を大きく行ったのだ。
とにかくありとあらゆるものを捨て、リサイクルに出し、綺麗さっぱり身軽になった。
もともと何も捨てれないたちで、古くなった本も服も、壊れたものまで全部取ってあった。
それが根こそぎ無くなったのだから、そりゃすごい。きれいさーっぱり。
部屋に向かって、つい、「初めまして」と頭を下げたくなったほど。
とにかく、咳き込むぐらい必死になって、親の仇を探すぐらい切羽つまって掃除すること4日間。
ところで、この断捨離の威力ってすごい。
私は風水とか、占いとか、好きだけれどあんまり信じているほうではない。
と言うか、自分の都合のいいことしか信じてない(らしい)んだけど・・・・・
だけど、断捨離をやり終えた途端に、人生に変化が起こった!
でも実はそれは、その時は悲しい変化だと思っていた。
大切な友人が、変わってしまって、離れて行ったからだ。
でも、あまりの突然の出来事に呆然として、泣く時間もないうちに、断捨離の魔法が始まった!
まず、欲しくもなかった景品が当たったり
ものすごく高価なホテルの無料宿泊券を人から頂いたり
(これは本当に本当に命の洗濯になった)
それからいくつか元気づけるように、いい事が続き、
極めつけは、微々たるものだが、長いこと形に出来なかった収入源が一つ増えた!
これは、これからの私にとっては大きいことだった。
そのうち、離れて行った友人とは、もうどうしても一緒にはやっていけない現実を意識し、
(その現実は本当はずっとそこにあったものだったけど、どうしても認めたくないものだった)
結局は、離れて行ったことに、明るく祈りを込めて、手を振れる今がある。
これでよかったのだと、うなずける今がある。
人生には法則があるのだ、とつくづく思う。
「何かを得るためには、何かを失わなければならない」
しかし、その「失う何か」ってのが、実は自分が一番しがみついているものであったりするから怖い。
そういう執着がいっぱいっぱいになった時に、断捨離しなくてはならないのだ。
欲が満たされて、それが執着になって、またそこから生まれた汚い欲が、感謝のこころを無くしていく。
だから、欲がありすぎると、人は感謝をしなくなる。
でも、欲は単体では悪いものではない、と私は思う。
欲をもってこそ、人生が楽しいとも思う。
だけど、古い欲は、くっついてる執着ごと手放さないと、次が入る隙間もないのだ。
心が腐敗しないうちに手放さないと、なかなか洗っても落ちなくなる。
ぴかぴかに輝く新しい欲を手に入れるために、さっぱりきっぱり断捨離を。
そうすれば、欲を持てることにさえ感謝出来る自分に気づく。
捨てよ、さらば、与えられん。
コレ、今回の学びです。
桜