私、本日歌舞伎を鑑賞!

オペラもそうなんだけど、人の感情がすごくわかりやすくて面白い。
喜怒哀楽が身体全体で表現されてるから、見ていて安心。
「口惜しい。言いたくても言えないこの気持ち」って言いながら、もうすでにちゃっかり言ってる(笑)

そんな素敵な時間の後にイタリアンワインバーに行ってまいりました!

ワインのチョイスはコレ!
エリオ オッティン。ブーツ型のイタリアのひざ小僧あたりのヴァッレ・ダオスタ州ご出身。

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フメンと言う土着品種で出来てる。
土着っていう言葉だけでなーんか、荒削りな美味しさを想像しちゃうけど、裏切られた。
ピノノアールに限りなく近い感じ。香りは、華やかな花の香りに、ちょっと松っぽさがあって、さっき見た歌舞伎を思わせる。
味は、酸味が強いけど、口のなかで香りがふわっとする。ゆっくりゆっくり飲みましょう!って事で、まずは、コレ。

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桜肉のタルタルに黒トリュフオイルの風味。白いのは、馬のたてがみ部分。
桜と言うより薔薇の花束。

そうしたら、ワインも柔らかく頬染めて微笑むようにして、開いた。
酸味がなくなって、まろやかになる。
すごーい!
わずか二杯めだったのだ!

で、その後、菜の花と桜海老のたっぷりなパスタと、蝦夷鹿の赤ワイン煮を頂いたけど…

首をかしげる。
ワインの味が元に戻ってしまった。酸味がまた全面に出てくる。香りも消えた。

食べ合わせだったのかな?
そんなはずはないのだ。
クライマックスが、二杯めに来て失速なんて。
たぶん、イタリア人は飲みが早くて、私達の二杯めが彼らのボトル一本なのかもしれない(笑)
ワインはちびちび飲むもんじゃないんだよーと、ゲラゲラ笑われそうだ。

でも、ここはね。
侘び寂びの国、日本なの。
泣いてすがる妻と子をふりほどいて、村の民を救うため、我が身を犠牲に将軍に直訴をせんと、雪深き道を進む国なの!(本日の演目、佐倉義民伝)

いたずら好きなイタリアの男の子を思わせるワイン。
最初頑張っちゃうけど、まだペース配分を知らない。すぐに飽きて別のところに行ってしまう。
君はまだまだだね。
きっと、この国では(笑)