とりあえず、ワインはお金がかかるから、なるべく安くて美味しいワインを買いたい。
とにかく、この人(自分)、あればあるだけ飲んじゃう人だから、たまらん。
と、言うことで、今日も、1000円台で買えるワイン。
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ラングドックって、言う響きが好きだ。
ブルゴーニュみたいに、飾り気のない笑顔が素敵な女性でもなく、
ボルドーみたいに、教養高い聡明な女性でもない。
ラングドックには、質素な古城に住むお姫様のイメージがある。
私は、ワインの知識は皆無に等しく、フランス(しかもパリだけ)も一回ぐらい、キョロキョロした程度。
だから、本当はラングドックと呼ばれる地域がどんなか知らない。
だけど、言葉の音とは不思議なもので、妄想がとまらないのである。
ラングドックは、伝統を必死で守るお姫様で、でも決して頑なではない。
海の向こうから商人が珍しいものを持ってきても、「それは何かしら?」と、ほっそりした首をかしげる。
目を輝かすのでもなく、怖がるのもない、純粋な好奇心でただただ答えを待つ。
素敵なものには、「すてきね」と言い、
あまり興味をひかないものには、「私には必要ないかもしれない」と言う。
てな感じのイメージがあるもんで、私はレストランに行って、ラングドックのワインがあるとすぐに頼んでしまう。
なんだか、先入観のない素直な赤らしい赤、白らしい白を思わせるのだ。
今回のワイン。
ラングドックはこんなちょっと白黒なイメージ。本当はこんな色。
香りは、ブランクベリーとか、カシスとか、でも、かすかにバラのような香りもする。
コクがあって、最初から飲みやすい。
抜栓して、すぐから割と落ち着いた味わいがある。
果実味がすごく広がって、これは時間と共にどんどん膨らんでいった。
タンニンの渋みも効いている。
例えば、湿った感じとか、スパイシーとか、そういう癖がない。
お姫様は、やっぱりただただまっすぐに純粋に姫らしく。
やっぱり赤らしい赤って感じ。
時間と共に、本当に果実味が増して、どんどん「私は果実出身なの」と言いながら、
少しだけ、甘みが出てくる。
軽やかに変化を遂げながら、出すぎず、控えめすぎない賢女。
だけど、時間と共に、心を開いてくれたら、少し甘えてくれる。
私は、海老とアボガドのバジルを少し効かせたポテトサラダと共に、頂きました。
自分らしくありたいときに、飲みたい一本。
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