伊香保温泉の石段を365段登ると伊香保神社があります。
伊香保神社は大己貴命をお祀っており、縁結びや子宝のご利益があるといわれています。
拝殿には、”開運子授”と”えんむすび”の絵馬や”子宝子授御守”も人気です。
石段の途中には、土産屋や日帰り温泉、無料の足湯、射的場などもあり、昔ながらの雰囲気を楽しみながら、ゆっくりと石段を上がっていきます。
伊香保神社は、第十一代・垂仁天皇の時代(紀元前29~70年)に”いかほ”(榛名山を含む昔の地域名)の山岳信仰した「いかつほの神(山の神)」である大山津見神(おおやまつみのかみ)であったといわれています。
その後、律令制度ができた飛鳥・奈良時代(583~710年ごろ)に、大己貴命、少彦名命の二柱を祀るようになりました。この二柱は、温泉の神でもあることから、温泉の湧き出る地域に多く祀られています。