お隣さまは放課後プリンス | *.・・Another Sky・・.*

*.・・Another Sky・・.*

写真が好きなので
時々写真を載せたりします♪

だいたいは日常のこと、恋のことなどを書いてます

よろしくでーす☆

「いや、あのっ」


「大丈夫?」


「だ、大丈夫です!痛いです!」


パニックになって変なことを口走るあたし。


先輩はハハッと笑って、もう一度「ごめんね」といった。


「ま、俺も顎ぶつけちゃって、若干涙目なんだけどね」


あぁぁ、ごめんなさい。あたしごときが先輩の麗しい顎をヒットしてごめんなさい。


彼は3年の新名晴彦さん。通称ニーナ先輩。


モデル顔負けのスタイルに、大人っぽいウエーブがかかった黒髪。我が高の頂点に君臨する、正真正銘のイケメンキングだ。


「あれ?もしかしてキミって、モカちゃんの友達じゃない?」


先輩はあたしの顔をジロジロ見たかと思うと、そぅ言った。


「え?はい」


「やっぱり。一緒にいるとこみたことあるなぁと思って」


「モカと知り合いなんですか?」


「うん、友達。あの子って、すげぇ人懐っこいじゃん?」


「はぁ・・・・・・」


さすがモカ。雲の上のニーナ先輩も、あの子にとっちゃぁ射程範囲内ってわけか。


「じゃ」と先輩が立ち去った数秒後、「泉穂~」と後ろから呼ぶ声がした。


モカだ。それに、まりえとノッコも。


「泉穂、どこ消えてたのー」


「あー、ごめん。トイレ行ってた」


危ねー危ねー。もぅちょい速いタイミンギで現れてたら、先輩と話してるのみられるとこだった。


あたしが先輩にあこがれてるなんてモカにバレたら、モカはそっこーで先輩を狙うだろう。


べつに、あたしは先輩の彼女になりたいとか思ってるわけじゃないけど。


モカに引っ掻き回されるのは、断じてイヤだ。


「腹減ったー。なにか食べてかえろ」


歩きながらまりえが言うと、


「あたし、甘いのがいいなー」


ノッコが答えた。


「あ、いいねぇ、賛成~」


「あたしパス、金ないし」


あっさり断ったのは、モカだった。


「えー、モカも行こうよ。金なら山本に出させりゃいいじゃーん」


まりえが食い下がる。山本っていうのは、モカが付き合っている大学生の名前。


するとモカは、リカちゃん人形みたいにかわいい顔を醜くゆがめて答えた。


「あいつ、最近やたらケチでさぁ。ムカついて別れたんだょね」


・・・・・・それは、あんたに貢いでお金を使い果たしたからじゃないのかい?とあたしは思うんだけど、もちろんいえない。


山本君の肩を持ってあげたいけど、モカに意見する勇気はない。


ごめんなさい山本君。成仏してくれ、山本君。


「んじゃ、金かかんない学食にするかぁ」


まりえが言った。



「でもこの時間だと、オニ高のヤツらきてんじゃない?」




続く




☆○☆☆☆☆☆☆○☆☆☆☆

いつもへんなとこできってすいません><><


コメまってます