フランスから日本に本を格安で送る(Livres et brochures)
留学を終える頃に一番困るであろうのが、溜まりに溜まった本の処置だろう。想像したくもないが、多分50キロはあるに違いない。ということで(まだ帰らないけど)、引越しを機に、多少整理してみることとした。フランスから日本への宅配というと、みんなはポストのコリッシモというサービスを思い浮かべるだろう。(使ったことないけど)窓口においてあるダンボール(輸送代金込み)を買って、そこに詰めて送るやつだ。でも、あれ結構高い。7キロで55ユーロだったかな?で、風の噂で伝わってきたのが、フランス語で書かれた本を海外に送る場合、偉大なるフランス文化を世界に広めることに寄与するから、特別に安く送ってやる、というシステム。これをLivres et brochuresという。Livres et brochuresのページただこれ意外にもかなり分かりにくい。最大の問題は「2キロを超える場合には「スペシャル」な袋に入れて送りなよ、開封してチェックするからそのつもりで、ウンタラカンタラ」。まずこのスペシャルな袋ってなんだよ、しかも「この袋は郵便局が提供するものではありません」とある、なんだよ。 ネットの海を探してみると「2キロ以上断られた、マニュアル読めよ郵便局員」とか「トートバッグを使って送ってみたよ」とか色々書いてある。ただ、数年前の情報だと既に変わっている可能性もあるだろう(というか郵便局のその場の職員のさじ加減が一番でかい)。そこで僕も送ろうと頑張ってみた1、IKEAの袋に入れて持ってった某大学都市の出張所みたいなポストに行ったのだけど「いや、そういうのは大きな郵便局に行って。そこで袋もらえるから。え、何、違う違う、袋は自分で用意するんじゃないよ、こっちで用意するものだから」2、大きな郵便局で話だけ聞いてみた ハグリッドみたいな職員「まず、やることはね、白いおーーきな袋を買うことなんだ。よく分からないけど、お客さんはルロワ・メルランで入手しているようだね。うんうん、分かるよ。昔はね、郵便局で用意していたんだけどね、今は違うんだ。」なんか既視感のあるやりとり3、ルロワ・メルランにいく これは大きなホームセンター。パリでも町外れにある(図書館から歩いていける)。ここで「白い大きな袋」なるものを探す。園芸コーナーだろうなあと思っていたら、何の事は無い、レジ横の「買い忘れたものコーナー」にあった。多分これでいいんだと思う。僕の買ったのは、これよりほんの少し小さめで対荷重40キロで70リットルのやつ。三つ入りで3ユーロだった。白い大きな袋、Leroy Merlin4、再度大きな郵便局に行く スーパーの袋に詰めた後、例の白い大きな袋に詰める。再度大きな郵便局へ。有能そうな職員がテキパキやってくれた。a, 渡された硬い紙(紐がついていて、それで袋に留める)に宛先とこちらの住所書いてb, 袋を一度開けて、中身がフランス語の本であることを確認してc, 計りに乗せて、16, 68ユーロって言われたので(ちなみに7.3キロ)、促されるままに切符自販機で(全部操作してくれる)支払いをしてd, その切符を持って職員さんは「これでOK」と去っていくという感じですんなり終わった。なるほどなるほど。ちなみに宛先書いている間にちらっとJaponというとこを見られて「あー、ヨーロッパの外ね」と勝手に計算していたようだ、いつの間にか。 マックス25キロまで送れるけど、あの白い大きな袋はそんなにたくさん入らないし(あまり入れると縛る長さが足りなくなる)、それに腰が死にそうだから、7キロくらいを何回かに分けて送るのが一番良さそうだ(そして5キロまでの値段/キロより、それを超えてからの料金の方が若干高い。また5キロ以下だと、5キロで計算されてしまう)。 文庫本を平積みして30センチくらいを2本分なので、これがちょうどいいサイズ感ということか(村上春樹全作(翻訳されたもの)プラス10冊ほど?)。 通常の三分の一以下で送ることが出来るので、みんなルロワ・メルランに行って白い大きな袋をゲットしよう。