麺処 直久 大久保店 | 大崎裕史オフィシャルブログpowered by Ameba

麺処 直久 大久保店

「直久」と言えば新橋の低価格ラーメンでサラリーマンはよく使った店だと思う。一時期、低迷したような記憶があるが最近は何かと強気路線でガンガン来ている感じがする。経営者が変わったのか?あるいはコンサルが入ったのか?ところで創業102年(大正三年創業)というのは知らなかった。これもコンサルらしい宣伝文句。東京では一番古い店になるのでは無かろうか?(尼崎に創業大正元年の「大貫」がある。)
へぇ~と思ってHPを見に行ったら創業は山梨県甲府市で当初の店名は「更科」。日本蕎麦、うどん、ほうとうなどと一緒に「支那そば」も出していたらしい。そして「直久」とは創業者の名前だった。
今は「麺処直久」と「らーめん直久」の2ブランド。店舗は麺処が大久保、蒲田、新橋、水道橋、聖蹟桜ヶ丘、都立大学、人形町、笹塚、海老名、鷺沼、センター北、本川越、上尾、柏と展開。予想以上に店舗数が多い。らーめんブランドは南青山、新木場、新宿西口、川崎、久里浜とある。
前置きが長くなったが4月26日~5月31日までの期間限定で「華麗なるスパイスそば」980円を発売している。(小ライス無料、女性には和風杏仁豆腐サービス)
とてもそそる内容が書かれており、足を運ぶことになった。
スープは名古屋コーチン清湯と鶏白湯のブレンド。そこに10種以上のスパイスを使った香味油を加える。枝豆とアボガドをベースに玉ネギハーブ等を入れた特製ディップがのっている。そのまま舐めてもいいし、後半スープに溶かしてもいい。チャーシューは厚めの炙り。穂先メンマと九条ネギ。マニアっぽさもありながら他の飲食経験からのアイデアであろう。
正直、「うわぁ、これはスゴイ。期間中に食べなきゃ損!」というものではないが、「あの直久」が、こんなマニアックな限定を発売している、というのが驚きであり、面白い。