平和軒@大崎広小路、西五反田、武蔵小山、祐天寺 | 大崎裕史オフィシャルブログpowered by Ameba

平和軒@大崎広小路、西五反田、武蔵小山、祐天寺

新店とか、新メニューとか、限定とか、「大崎裕史」が4人居ても回りきれないくらい出ているのに、昨日今日の私は街の中華屋さん「平和軒」を4軒回ってきたという、いったい何やってんだか、という食べ歩き。いや、ホント、自分のそのモチベーションというか、いわゆる「変態」ぶりが悩ましいです。

そもそものきっかけは、サニーデイ・サービスのベーシスト・田中貴さんのツイートに端を発する。今や「日本一ラーメンに詳しいミュージシャン」を自他共に認める存在。ミュージシャンとしての活動はもちろん続けているが、ラーメン通としてマスコミに出ることも増えて来た。

しかし彼は新店や行列店には見向きもせず(たまには行ってるのかな?)、ひたすらマイウエイ。二郎と言えば歌舞伎町(これもジロリアン的には異端(笑))、朝まで飲んではホープ軒、飲むと言ったらラーメン凪、みたいなラーメン通の中では飛び抜けたマイノリティ。ラーメン通と言えばポールを狙った前乗りてぃが少なくないのに。

それだけに彼の店の選択には前々から興味があった。(前にも衝撃のツイートがあったがこれを書くと長くなるので割愛。落合の店)そんな中、さらりと「平和軒に行ってきた」と。「何それ?」が私の第一印象。しかも会社から昼飯圏内。ちょっとネットを検索。う~未食どころかその存在を知らなかったのは、迂闊、そして悔しい。(←負けず嫌い(^^;)

というわけでその翌日から行動開始。二日間で4軒の「平和軒」を回ってきたのでありました。(実に平和だ。)

兄弟で創業したのが昭和2年。戦争から帰ってきたら店が焼け落ちて、五反田東興ホテルの前あたりで屋台を引く。その後、店を持ったのが約40年前。その時に兄弟が別々に店を持った様子。兄が大崎広小路、弟が西五反田へ。


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大崎広小路。現店主曰く「うちが本流」。一人でやっている。車が通らない路地裏にあり外観、店内共に昭和そのまま。自家製麺を地下で打っている。前はお母さんが打っていたらしく、その時はもっと旨かったらしい。個性的な細縮れ麺でなかなか。スープも懐かしい感じではあるが、独特。

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西五反田。創業兄弟の弟の店で今はその息子さんとさらに息子さんか?他に女性が二人と一番人数が多い。4軒の中では一番繁盛、活性化している。麺は大崎広小路と同じかと思ったが、こちらはこちらで打っている自家製麺。スープも似ているがお店の人曰く「もはや独自の味」。

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武蔵小山の店は西五反田の二代目の弟で13年目。夫婦経営。麺もスープも違う。「麺はお兄さんから分けて貰わないのですか?」と聞くと「それがねぇ~」と。事情があるのでしょう。(^^; 麺もスープも独自。

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祐天寺の店は創業者兄の娘(大崎広小路二代目の妹か?見た目の年齢が合わないので再調査要)。他に主に作り手の女性と出前などをする男性が居る。麺は大崎広小路から取り寄せているらしいが印象がまったく違うので別の麺かと思った。

興味がある人は、大崎広小路(昭和遺産的お店)にはぜひ。余裕があれば西五反田も。2軒は徒歩圏内。他に川崎大師にもあるようだが行くかどうか迷い中。