日本初のラーメン専門店「浅草来々軒」の流れを汲む店 | 大崎裕史オフィシャルブログpowered by Ameba

日本初のラーメン専門店「浅草来々軒」の流れを汲む店

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ラーメン通なら「千葉の進来軒でしょ?」と答えるでしょう。
もう少し詳しい人なら「郡山のトクちゃんらーめんも作れますよね?」と。

ところが都内にもあったのです。
「祐天寺来々軒」
私も以前、地元の人に連れられて食べたことがあります。ネット時代よりも前。まさか、そんな店とは知らずに・・・。

亡くなった武内さんが20年くらい前に食べていれば、「ラーメン好きがまず行かねばならないラーメンの聖地」になっていたかもしれない。(^^;

外観を見ても店内に入っても中国料理店。駅前なのに席数は60近くある大型店。基本のラーメンは老麺600円。写真の通り、懐かしいタイプ。メニューにはたくさんの一品料理が並ぶ。昼どきでもあり、たくさんある席は割りと埋まっている。その平均年齢は私ですら年下になってしまうかも。

さて、ここが「来々軒」の流れを汲む、と知ったのはつい先日、知り合いのTwitterから。「また間違った情報を流して~」と思ったんですが、下記URLを見てください、とのことで読みに行ったら・・・・。
http://webka.jp/s/a2g1404000008.html

こちらにはインタビューもある。
http://www.u10g.jp/umeiten08.html

創業昭和8年だから79年、来年で80周年になる。普通に都内のラーメンを出す店としても古い方だ。私が知ってる中でも両手に収まる。
人形町系「大勝軒」(複数)、「たいめいけん」、「萬福」、「春木家本店」、「利しり」・・・。立川の「福来軒」は創業こそ大正元年だがラーメンを出し始めたのはもっと後らしい。昭和8年よりは早いのかな~?

インタビューを参考にまとめると
・創業者は浅草来々軒や上野来々軒(支店)でコック長として働いていた人。
・大森に昭和8年オープン、昭和9年に祐天寺に移転。
・今の店主(ここでは三代目)はおじいちゃん(創業者)の味をかなり変えてしまった。

味を変えてしまったとのことで、どう考えるか、難しいところだが「創業者が浅草来々軒コック長」というのは記録としては捨ててはおけない。

年内は明日まで、年明けは5日から。