昨日のレポート。頭に汗をかいていますか? | フットサル・レッスンサークル FLAG《Futsal Lesson for All Generation》

フットサル・レッスンサークル FLAG《Futsal Lesson for All Generation》

FLAGは、フットサル初心者のための
非営利・自主運営レッスンサークルです。

三日に上げずにフットサルに興じた5月。
それが、昨日はわずか1週間ぶりのFLAG開催が、
ものすごく間が空いたように感じられたのか、
参加メンバーも26名と、大盛況でした。

コーチ陣はダイソンコーチにオガコーチ。
それにオガコーチのご友人も飛び入りコーチとして参加くださいました。

6月は第1クールの最後の月。
1組、2組ともに「切り替え」の意識の醸成や
判断のスピードアップに取り組んできました。

これまで、初心者クラスは、最初に
インサイドパスやインステップパス、ループパス、
それに足裏トラップなど、基本中の基本の技術を
ドリル(反復練習)として取り組むのが常でした。

それが、今年は新メンバーや既存の2組メンバーも
ある程度基礎技術が身についていることから、パスゲームなどで、
オフェンス⇄ディフェンスの切り替えを意識した練習に取り組んでいます。

昨日の2組の練習では、赤・黄・ビブ無しの3人1組の3チームに分け、
赤がディフェンス3人に対して
オフェンスは黄・ビブ無しの6人でボールを繋ぎ、
黄色の選手がボールを奪われたりミスしたら、
その瞬間から黄色の3人がディフェンスに回り、
赤組+ビブ無し組でボールを回すといった練習に取り組みました。

このパスゲームはディフェンスは3人しかいないので、
圧倒的にオフェンスが有利なはずです。
ところが、いざパスを繋ごうとしてもなかなか長く繋げません。

その原因としては、オフェンス同士の距離が近すぎたり、
完全にセーフティーなポジションに味方が入っていなかったり、
ボールを持っている人が顔を上げずにフリーの味方に気づかない、
フリーの人が声を出してボールを呼び込まない
あるいは、無理にパスを通そうとしてカットされる
といった状況が上げられます。

そうした状況を一瞬のうちに判断して最善の選択をするというのも
頭の「切り替え」であり、判断のスピードアップということだと思います。

サッカーでもフットサルでも、一流プレーヤーと言われる人は、
皆クレバーなプレーを得意としています。
足技もさることながら、判断のスピードが速かったり、
ボールを持った瞬間、幾通りかのアイデアの中から、
ディフェンスが最も嫌がるプレーを選択して相手を窮地に追い込みます。

昨日のゲストコーチは
「大人になっても意識の部分はどんどん延ばすことができます」と
太鼓判を押してくださいました。
肝に銘じたいところです。

練習後、昨日で2回目の参加となるリョウくん(1組)は、
学生時代から今でもサッカーをしているそうですが、
フットサルをやってみて、
「ものすごく頭を使うので、頭が疲れましたあせる
と、感想を漏らしていました。

頭脳を覚醒させて、頭(の中身)にビッショリと汗をかくような、
そんな爽快感を、もっともっと体感したいですね。

by massy