淀水路の河津桜(上)
3月11日(月)京阪淀駅から10分ほど歩いたところにある河津桜の並木を見に行った。
淀には駅のすぐそばに(西側)淀城跡の石垣がある。
東側には京都競馬場(淀競馬場と呼んでいる)が広がっている。
私は競馬をしないので、縁遠い場所であった。
最近河津桜が奇麗だとWebに載るようになった。
奥さんはずっとチェックしていて、毎年、行きたいなぁと言っていた。
ここの河津桜は地元の人たちが2002年から植樹してきて約200本にもなるという。
なので、最近有名になってきた。
奥さんの長年の希望が実って、河津桜を見に行くことになった。
あらかじめGoogleマップで見当を付けていたので、迷う事はないだろうと思っていた。
ところが淀駅から行列が出来ていて、迷うどころか、スイスイだった。
日本人ばかりではなく、外国の人も半分くらいいたような気がする。
まだそれほどメジャーではないと思うが、観光地化しているのだった。
地元では自分たちの生活の一部なので、歩道に人があふれたりして、自家用車の運転は殺気立っていた。
店もほとんどない住宅街が続くので、せっかく自分たちで手をかけたのに、やかましい場所になってしまったのではないだろうか。
実入りも無いしうるさいだけ。
奥さん、「私は薄情なので、来るだけでええねん。」
私、「僕は写真撮らしてもらうわ。」
奥さん、「私は写真もいらんわ。」
奥さんはゆるゆると人をよけながら散策していた。
河津桜はソメイヨシノの色白と違って濃いピンク色だ。
奥さん、「なんか八重桜みたいやね。」
私、「そうやな。色が濃いし、もこもこ咲いてるし。」