CPU冷却ファン
パソコンのCPUを冷却するファンの調子が悪いので交換した。
昨年の11月ころから、朝の気温が下がってくると、パソコンの電源を入れても立ち上がらなくなった。
ピッピッと音がして、Windowsが開始しない。
CPUファンに異常があるというエラーメッセージが画面に出る。
F1キーを押して、UEFI設定画面に入って、CPUファンの回転数を見ると止まっているか、非常に回転数が少ない。
ずっとそのままにしていると、回転数が上がってくる。
それで、UEFI設定画面を抜けてWindowsを起動すると、正常に動き出す。
いったん動き出すと、別条なく使い終わるまで動いている。
その状態がずっと続いていた。
朝の気温が寒くなるにつれて、CPUファンの回転数が上がらず、Windowsの起動のため、何度もUEFI設定画面に戻っていた。
そしてついに先週、Windowsを起動して、使っている途中で、パソコンが停止してしまった。
その後は、CPUファンの回転数が上がるまで、ゆるゆると待って、Windowsを使っていた。
しかしこうなっては、CPUファンを交換しないと安心して使っておられない。
前から目を付けていた、CPUファンを購入し付け替えた。
Deepcool AK620 という製品でAmazon価格7,650円だった。
↓ Deepcool AK620 (Amazonサイトより 一部修正) 下の冷却プレートにCPUが接して温度が上に伝わり、フィンとファンの風で冷却される
予想外の出費だったが、やむを得ない。
出費もそうだが、もっと気分が暗かったのが、CPUファンの付け替えだ。
パソコンの筐体からマザーボードを取り外して作業しなければならない。
マザーボードの取り外しは、ほぼ一からの組み立てなおしになる。
CPUファンを購入してからもずっとブルーな気分だった。
老眼でマザーボードの細かい字が見にくくて、作業がつらいので、二男に手伝いを頼んだ。
外付けハードディスクやディスプレイなど諸々の接続ケーブルを本体から外す。
使っているパソコンテーブルから出して、作業テーブルに移すところまで自分でやった。
二男とCPUファンの取り付け説明書を読んでいると、マザーボードを取り外さなくてもできそうだ。
これで一気に作業が楽になった。
細かい作業が多いので、二男にやってもらった。
おかげで1時間ほどで作業が終わった。
ちょっと気分が良くなる。
今まで使っていたCPUファンはCPUを買ったときに同梱されていたファンだ。
今回買ったものはそれよりも冷却性能が高く、音も小さい。
良い感じだ。
いままでCPU温度は何もしていない時でもで60℃くらいだった。
新しいものでは、40~50℃くらいでよく冷えている。
CPUは冷えている方が調子が良いので、新しいCPUファンは正解だった。
これで毎朝の憂鬱な気分も解消される。
奥さん、「良かったなぁ。お父さんの遊び道具が壊れんで。」
ま、そういう事。