リクエスト111個目!



というリクエストです!








理佐side



はぁ〜今日の由依なんなの



最近温かくなってきて伸びた髪が余計に暑いのか今日はポニーテールにしている由依


ソファで足を組んでスマホを見ているのでさえ様になっている由依が今日は可愛すぎて無理



  「なぁなぁ保乃ちゃん?」


  「ん〜?」


  「今日の由依さんめっちゃ可愛くない?」


  「それ思った!」


  「由依姉さんめっちゃ可愛い〜」




ほらほら後輩がめっちゃ見てるし



しれっと隣に座るとちらっとこっちを見てまたスマホに目を戻す由依



  「どうしたの理佐」



目線はスマホのまま話しかけてきた由依


  「ん〜?引き寄せられた」


  「ふふ何言ってんの」


  「なんでポニーテールにしたの?みんな由依のこと見てるよ」


  「何?嫉妬?」


  「別に」


  「可愛いなぁ〜理佐は」



頭を撫でて、またスマホに目を戻す由依



近くに来るとわかる私の大好きな由依の匂い、ポニーテールにしているから見えるうなじ、まだ収録前だからはずしていないピアス



全てが愛おしい



  「ピアスはずさないの?」


  「まだギリギリまで付けとく」


  「もうそろそろ呼ばれるんじゃない?」


  「そう?じゃあはずしてくる」


  「待って!私がはずしてあげる!」


  「い、いいよ!自分でできる」


  「何で〜!やりたい〜」


  「だ、だめ!」


  「お願い」ウルウル


  「っ、そっとやってよ」


  「ふふ、うん!!」





由依side



耳は弱いから嫌なのに


何で今まで言ってこなかったのに今日はいきなり私がはずしたいとか言い出したんだろう




  「じゃあはずすよ?」


  うん」



理佐の手が耳に伸びてくる



目をギュッと瞑る



  「んん〜」



やっぱりゾワゾワするし体温が一気に上がった気がするいや上がった



より一層目をギュッと瞑り早く終わるのを願う



理佐には耳が弱いなんて知られたくないし



その時、急に理佐にグイッと引き寄せられ、耳元に理佐の息がかかる



  「っ!ちょっと」


  「耳弱いんでしょ?」


  ……違うし」


  「何年付き合ってると思ってんの、そんなのとっくの前から知ってるから」


  「ちょ//」


  「ふふ可愛い」



完全に遊ばれた


もう溶けてしまいそうなほど身体中が熱い



  「ヒャッ!」




理佐が耳の裏に手を当て、親指で耳たぶや軟骨などを撫でてきた



  「由依ちゃんどないしたん?」


  「顔真っ赤だし」


  「何イチャイチャしてんだよ〜笑笑」


  「保乃ちゃん見てた?」


  「うん見てた」


  「可愛い」




隣を見ると理佐はニヤニヤしてるし、ほんと最悪



わかっててやるなんてどんだけドSなんだよ!


  「バカ!!」


  「いった!!」


  「もう自分でやる!近づかないで!」


  「えっ!?それは無理!」






終わり







読んでくださってありがとうございました!