つづき
おととしの夏の話
その当時
スケジュールをどう組んで
どう組み直し
いきなり2日も病院のために
空けることが出来たのか
今では記憶にない
翌日
渡された紹介状を抱え
県立中部病院へ急いだ
名前がなかなか呼ばれない
前日の時間有効活用してた
余裕の待ち時間とは
まるで違った
隣の旦那様も心なしか
口数が少ない(笑)
どれくらい待ったんだろう
またイチからの説明
たらい回しなこの感覚
紹介状や
そのCDRのデータは役に立たないのか
でも今日は大人しくしていた
マンモ
MRI
レントゲン
エコー
血液検査
疲れ果てる程の検査
それぞれの部屋へカルテをもって移動
まるでスタンプラリーのような
合理的かつ機械的な仕組み
スタンプラリー結果は
こうだった
最初に
マンモの写真をサクっと差し込み
「後藤さん、あのね
これでは全く異常はないんですよ」
「はい...」
「こちらを視ていただくと
ここに白い影が、これですね」
「あ、はい...」
言われればという程度で
素人では
それがなんだかよくわからないぞ
といった白いモノ
どうやら
そいつが癌らしい
「こちらがMRの写真でね...」
説明は続いた
結果思いの外
癌の腫瘍は大きく広がっている
全摘出が最善だろうと。
初めて泣いた
「嫌です」
私より年下であろうドクターは
なにも言わずに
ティッシュを1枚ひらりと渡してくれた
「あ、ども。あの...嫌です...」
お礼も忘れず
しかしながら
主張も忘れずもう一度言ってみた
患者さん...
そういわれても...って顔をしたドクターは
淡々と話を続け
となりの年配のドクターと顔を見合せ
今度は年配のドクターが
ゆっくり話始めた
(慣れてるな)
残すには少し広がっている
残すと再発というリスクもいなめない
今は乳房再建という選択も
できるということ
丁寧に残酷な話をする
話すだけ話して
「ご検討ください」
委ねられた...そりゃそうだ、私のことだ。
かなり
ガツーーーーンとくる一瞬だった

お気に入りだった
胸のあいたワンピース
これ着れなくなるのだろか
そんなこと考えたら
急に...いとおしく
いきなりのヘビロテ
(笑)
つづく