社会人野球クラブ「茨城ゴールデンゴールズ」
監督・タレントの片岡安祐美さん(38)
認めています。
男性には分からない女性のデリケートな体!
月経で仕事が出来ないぐらい体調不良になる。
いつも女性アスリートはどうしてるのだろう?
月経だから試合や練習を休むと聞いた事がない。
体調管理はどうしてるのだろう?
素朴な疑問を持ってました。
女性アスリートにとって
「月経は後回しにしてはいけないこと」
小・中・高と男子の野球チームで白球を追い、
卒業後も2005年から
萩本欽一さんが監督を務める男子のグラブチーム
・茨城GGでプレーした片岡さん。
2010年から選手兼任監督となり、2014年には
全日本クラブ選手権で日本一に導いた。
結婚・出産を経て、今年創設された茨城GG女子チームの監督にも就任。
「時代が変わり、ゴールデンゴールズの女子チームの監督もやるようになって、言葉のチョイスを間違えないようにというのをすごく感じています」と話す。
現役時代、紅一点で野球に打ち込んできたから抱えた葛藤もある。
「私の場合は特殊かもしれませんが、
チームメートや選手、仲間として見てもらいたくて『特別扱いはしないでくれ』と訴えていた。
『女のくせに』はずっと言われて育ってきた。
小学校の時には、『何で片岡は女のくせに筋肉モリモリなの?』とクラスの男子に言われたこともあったけど、嫌な思いはなかったです」
と明るく語った。
幸い月経痛は重くなかったというが、苦労したのは練習中にトイレに行くタイミング。
高校時代は
「(経血が)漏れてしまうかもしれない」
という不安から練習に集中できないこともあり、
大人に近づく難しい年頃で、周りはみんな男性。
月経を理由に練習を休むなんて論外だった。
常に平然を装うあまり、
「片岡って(月経)きてないんじゃないの?」
と男子部員から言われたこともある。
「男性は聞いてはいけない、女性は隠さないといけない風習・習慣が根付いてきた」
と語ったように、自然と社会に蔓延してきた月経への“タブー感”。パフォーマンス向上のために指導者が把握したくても、セクシャルハラスメントと捉えられる恐れもある。感じ方には個人差があり、一筋縄ではいかない。
パフォーマンスの向上はアスリートにとって重要だが、その前に一人の女性であることを忘れてはいけない。
「私は(選手時代に)見て見ぬふりをしている立場だったので、すごくだめなことをしてしまっていたと痛感している。自分が自分の体を知るためには絶対に(月経の管理を)やっておいた方がいいし、スポーツにおけるパフォーマンスも確実に上がると思う」。女性アスリートの先輩として、
次世代にメッセージを送った。
イベントでは女性アスリートを指導する男性指導者からの質問も寄せられた。
「女子学生との距離の詰め方に困っています」
という悩みには女子学生ではなく、一人の選手として向き合う重要性を強調。
「指導者の遠慮は選手に伝わる。遠慮があるからこそ、何気ない一言が嫌な気持ちにさせることもあるのでは」。
男子選手を指導してきたからこその意見を伝え、
言葉や場所を選ぶ配慮は必要でも、過度な遠慮は逆効果であることと説いた。

