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「トイレの無いマンション」 🚻
原子力発電の結果、必然的に生ずる高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」の処分方法が定まっていないまま発電を開始してる原子力発電所を揶揄する言葉。
青森県六ヶ所村建設中の再処理工場
エネルギー資源に乏しい日本が、貴重なウラン資源をより有効に利用するために、原子力発電所の使用済燃料から再利用できるウランとプルトニウムを取り出すシステム、これを「再処理」と言います。
石油・天然ガスなど化石燃料は、一回燃やしてしまうと二度と燃料として利用することはできません。これに対してウラン燃料は3~4年間使うことができ、さらに再処理することで繰り返し利用することができます。
多くの原子力発電所で利用されている軽水炉では、主にウラン235からエネルギーを取り出していますが、ウラン238が中性子を吸収すると、ウラン238の一部がプルトニウムに変化します。このプルトニウムとまだ使えるウラン235を再処理して取り出し、ウラン燃料やMOX燃料(Mixed Oxide Fuel)の原料として使えるようにするのが再処理工場の役割です。
MOXとは(Mixed OXide 「混合された酸化物」の意)の頭文字を採ったものである ... Mixed oxide fuel (MOX) (英語) - Encyclopedia of EarthMOX燃料に含まれるプルトニウムは,ウランと比較し放射線が強い ・ 輸送経路での交通事故等による大量の放射能漏れの危険性もある。
実際にタンクローリーで夜中に輸送してます😱
核のごみ最終処分場 原発の使用済み核燃料からウランとプルトニウムを取り出した後に残る廃液をガラスで固めた高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地中に閉じ込める施設。
人間が近づいても安全なレベルまで放射線量が低減するのに数万年以上もかかり、政府は地下300メートルよりも深い岩盤に埋める処分場の候補地を探している。
高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定
日本では、使用済み燃料を再処理した後に残る高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)の最終処分方法として地層処分を選択しています。地層処分は廃棄物を地表から300m以上の深さにある安定した岩盤に埋めるもので、国内にも実施できる見込みのある場所を探してます。
高レベル放射性廃棄物などの最終処分事業はNUMO(ニューモ:原子力発電環境整備機構)が実施主体となっておこなわれます。処分地の選定プロセスは、1)文献調査、2)概要調査、3)精密調査の3段階の調査を約20年にわたっておこないます。
2020年10月北海道寿都(すっつ)町が文献調査への応募を表明。また、神恵内(かもえない)村が国からの調査の申し入れを受諾し、同年11月から両町村で文献調査がおこなわれています。
2024年2月山口県上関町も文献調査へ応募、過疎と高齢に悩む町は交付金が望みです。
貯蔵施設で1000トン、50年保管の場合!
町の年間予算約30億円の15年分が交付される。
過疎の町が生きてくためには簡単に町おこしは出来ません。
原子力マネーに頼るのも選択肢の一つかも🤔