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再稼働中の原発は全て加圧水型原子炉(PWR)
事故を起こした福島第一原発は
沸騰水型原子炉(BWR)
日本の原発は主に2つの型式に分かれます。
加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)設計担当:三菱

原子炉の中で発生した高温高圧の水を蒸気発生器に送り,そこで蒸気を発生させてタービンに送り発電します。


沸騰水型原子炉 (BWR : Boiling Water Reactor)
設計担当:日立/東芝
 BWRは原子炉の中で蒸気を発生させ,その蒸気を直接タービンに送り発電します。
現在、再稼働中&これから再稼働する原発はPWR方式です。
若狭の美浜、高浜、大飯、北海道の泊、九州の玄海、川内、四国の伊方等はPWR方式です。
PWRは安全ですが高額で技術が難しい。BWRは安価で技術が簡単ですがハイリスクです。 車に例えると自動ブレーキや自動運転装置が付いてる車と普通に運転者が運転する車の違いです。
じゃーなぜ危険なBWRがあるのか?ですが🤔
日本の原子力発電所の歴史はEXPO'70大阪万博からスタートです。
太陽の塔のサーチライトは美浜原発(福島第一と同期)から送電しました。日本にも原子力の日が灯った!「人類の進歩と調和」
そんな時代は安全より安価です。
40年後の事故なんて、何にも分からなかった。
日本の原子力の先生はアメリカです。日立/東芝の先生は世界一の電機会社GE(エジソンの会社)BWR採用、三菱重工/電機の先生はウェスティングハウス(PWR採用)と言うGEとは比較にならない小さな原子力専門会社。
アメリカが新しい原発建設を止めたのでウェスティングハウスは倒産寸前でした。
東芝はPWRの技術が入手したかった。ウェスティングハウスを安く叩いて子会社にしました。
でも、ウェスティングハウスは新プラントの建設をしてない。技術は古い、三菱の方が上回ってます。
興味があれば映画「東京原発」を視聴ください。素人でも原発の仕組みやマネー(無駄な税金)の事が良く分かる様になってます。映画なので話しは少し盛ってますが…😅