前編で私は1977年末に少林寺拳法初段を取得した、と述べました。
そして翌年(1978年初頭)の鏡開き式に出席しました。
この時のヘアースタイルはツッパリ君のままです。
このヘアースタイルのまま、総本山に行った訳です。
全国から何千人もの拳士達がたくさんやってきます。
私の師匠(道院長)の師匠や兄弟子達も総本山に来ます。
当然、師匠は、私のツッパリ君ヘアースタイルを見て、
色々批判を受けてました。
「なんじゃ!あのヘアースタイルは?!なんで散髪させへんのや!」
でも、師匠は、みんなからの批判を一手に受け止め、
私には全く何も言いませんでした。
本人が気づくまで2年間待っていたのです。
そして、私が散髪してきた時、一言
「やっと散髪したか!気づくのを待ってたんや」
その瞬間、私は全身鳥肌が立った事を昨日のように覚えます。
一生、師匠に付いていこうと決心しました。
師匠に入魂されました。
私の人生にとって、心から尊敬出来る人と出会えた事は
心の底から幸せであると思ってます。
それから社会人になる1981年までの3年間は
一心不乱に修行に打ち込みました。
だから参段の昇段試験でNHKにアップで映ったんだと思います。
そして、参段取得してからは、
一時期、少林寺拳法関係者から
有名人になってました。
某代議士の姪?の結婚式で演武を指名されました。
右側が私です。由緒あるホテルの庭で組演武!
下記写真は全国中級指導者講習会の集合写真です。
下から3段目ど真ん中の女性が2代目宗道臣です。
(開祖:宗道臣の長女、本名:宗由貴そうゆき)
宗道臣の右手斜め前方の絶好のポジションが私です。成績優秀?
某大会の開会式ステージで模範混合演武の指名を受け、
男性(投げられ役)を私が行いました。
女性でも簡単に男性を投げ飛ばせますよ!って
観客にアピールするデモンストレーションです。
私が尊敬出来る師匠(上司)の基で
一心不乱に修行(仕事)に打ち込んだ成果です。
このブログの読者の方にも会社の管理者(教師)がいると思います。
部下(生徒)から尊敬される上司(師匠)であれば、
きっと部下は良い仕事(修行)をすると思いますよ。