ボクシングだ!!
書かないとなまってしまう自分が怖くなったからですね。
それにしても書いてて思うのは、自分の心理が反映されていると思いました^ ^
では、どうぞ。
デオンテイ・ワイルダーの初防衛戦を見て
「ブロンズ・ボンバー」デオンテイ・ワイルダーが世界王者になってから、
慎重なゲームになってつまらない、、、そんな意見があるのだろうか?
彼の本質的な部分を見られて嬉しいというのが僕の感想だ。
以前までの怖いもの無し的な、
パッと見の躍動感がなくなったように見えるのだが、
実質的な敏捷的なパンチのスピードが失っているわけではない。
むしろ、切れは上がっているように感じた。
大味なファイトスタイルだったのは、格が下の相手によるものと、
自己プロデュース的な面もあった。
これまでは、ワイルダーの身体能力で、全てをなぎ倒してしてきた。
ビビらせてプレッシャーをかけるだけの腕っ節を売りにしたスラッガーのレッテルを拭い、
本当は、ボクシング道を堂々と見据えた日々の基礎練習を見つめていた根底の性格とスタイルを見れたように感じて嬉しいのです。
そして、ゲームメイク力も評価したい。
じっくり慌てずに、自分を客観視しながら、時にプレッシャーを緩めて、
下がりながら考えて戦っているワイルダーの評価を改めて、僕は高くした。
上体を振りながら、フェイントをかけて、左フックからのまっすぐの右ショートをしっかり狙っていた。
怖いもの無しの状態の試合を続けていく中で、地道に自分を積み上げていくのは難しい。
そんな中で自分に厳しく、また上にいるクリチコやライバル視されるであろう、
・ウラディミール・クリチコ
・アレクサンデル・ポベトキン
・タイソン・フューリー
を見失わずに、常に反省点を踏まえた鍛錬が行われているのが分かるから好きになった。
とはいえ、まだ乱雑な所は感じる。
オーバーハンドを振り被る所を言いたいわけではない。
左のリードを打つ時にさえ、時折身体がまだ前のめりになる場面がある。
ヘビー級の身体は、一つ一つの動きを起こすのにも比重の大きさにより、
体力の失い方も厳しいものがあるとは思うが、身体の戻しが遅いのです。
そういう場面を狙われて、左フックのコンパクトなリターンを嫌なもらい方をしていた。
ワイルダーのレベルの選手でも、
基礎技術を高めるように日々粘り強く繰り返して高めていかなくてはいけない。
それは王者になろうと、
スーパーチャンピオンと呼ばれるようになっても、
勘違いせずにやり続ける事の大きさを感じた初防衛戦だった。
新しいトレーニングで心と身体に刺激を与える事も大切。
その反面で、同じ事を非効率だと見失いそうになりそうでも挑み続ける事も大切なのだ。
今日1日で見たら、変わらない事をしているように見えるが、
1年後を見据えたら大きく変わるのです。
そして、この繰り返しこそが、ある時に気づく事がある。
劇的にレベルアップする瞬間が訪れるのです。
それを自分で、どのように感じ取れるか。
そういう事をワイルダーに教えてもらった気がした。
素晴らしい選手だ。
そして、彼を支えるブレーン達も優秀なのだろうなと痛感した。
気になるのは、このスタイルでクリチコを超えるのは難しい。
かつて暴れまくっていたワイルダーの引き出しをクリチコ戦で封印を解くのか?
クリチコ戦をせずに終わってしまうのか?
クリチコは、怖い。
彼の左リードの多彩さと右の爆発力が尋常じゃない。
左リードはコツコツと当ててるだけだが、あの一発ずつの破壊力が危険さ、そのものだ。
まっすぐのリードと下からのフリッカー、ロングの程よい脱力された左フックと打ち分けて多彩に煽るのだ。
あの腕っぷしを見る限り、パーリーするだけでも、心と身体は疲弊していく。
クリチコのクリンチを避難する人もいるかもしれない。
前に、ジョー小泉さんも厳しく言っていたような気がするが、
あのクリンチワークもクリチコ・ワールドだ。
あれで、削りこんでいく様が怖く見えた。
スポーツ経験者は、自分より体格が大きな選手と組み合って、
押し合いへし合いする厳しさを知ってると思うのですが、
それがウラディミール・クリチコとなると、、、本当に恐ろしい。
僕は、、、嫌です(;^_^A
それを壊しに行くために、ワイルダーはどれだけバカになれるか?
これが、カギになると思う。
これが難しいからこそ、確かレイモンド・ブリュースターがガンガン行って倒した時に、
「スゲー!!!」
と思ったものです。
あの時のウラディミールは、まだ甘かったのもあった気もするが。
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ワイルダーの一点だけ気になるのは、黒人選手は不意に心が折れたりする。
その部分を現してしまうのが心配だ。
完成度が高くなると、バカになれなくなるのも格闘技の怖さだ。
そういう色んな事を考えても、格闘技はやっぱり面白い!!
これが、デオンテイ・ワイルダーVSエリック・モリナ戦の感想です。








