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個人的に、国内60kgランキング戦線の中、トップを走っているのが、卜部功也と共にいるのが宮越選手だと思っている。
なのに、インタビューなどの露出されているイメージが無いのが、宮越慶二郎という男だ。
そんな彼の見ている目線の質は、ヤスユキに近いと、そう感じてもいた。
マッチメイクの質も、かなり険しいものを堂々と選んでいる。
ヤスユキ選手は、「大月晴明以外で戦いたいのは宮越選手」ともインタビュー前に、僕へ伝えてくれた。
そんな宮越慶二郎・インタビューご覧ください。
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大岡 今日は、お忙しい中ありがとうございます。
中国での試合の追い込みで疲労が溜まってる時期じゃないですか?
宮越 今は、疲労が溜まってますねー
大岡 そんな中、時間を割いて下さった事を嬉しく思っております。
宮越 いえいえ、こちらこそよろしくお願いします。
それにしても、よくこういう事をしようとしましたねー。
大岡 まあ、現実的な問題として、ヤスユキ✖️大月晴明が難しいという事を知った僕は、ヤスユキ選手に「微力ですが、僕なりに何か発信させて下さい!」とヤスユキ選手に言ったので、
まあ、言ったからには、、、それだけですねー。
宮越 大月選手が、喜んでるんじゃないですか?
元々、大月選手と面識あるんですよね?
大岡 いや、全くありません!
宮越 えっ?
大岡 ボクシングの金子✖️ジョムトーンの時に、後楽園で握手をさせてもらっただけです。
宮越 へぇー。それなのに、ですか?
大岡 僕は最後、大月晴明さんにインタビューして終わりたいというのはイメージとしてあります。
最高の形は、試合が実現し初めて会話をする時に、「この試合を受けて下さって、ありがとうございます!」って、これを言いたいのです。
宮越 いいですねー!
僕は、よく知らないんですけど、REBELSがベストなんじゃないですか?
大岡 僕は、どこでもいいんですよね。
NO KICK,NO LIFEとか、
BLADEとか、
NKBとか。
二人の選手の事をよく知ってるファンの集まる舞台だったらいいです。
そういえば、僕が初めて宮越選手を会場で見たのは、クラッシュでの卜部功也戦です。
あの試合を見ていて、それにムエタイルールでも颯爽とこなしてる事を考えると、トップは宮越選手なのか?って考える僕がいるんですよね。
宮越 ありがとうございます。
最近は、肘なしの方が得意だと思いますし、首相撲から逃げてるスタイルですからねー。
首相撲無しルールの方が嬉しいです!笑
でも、肘は欲しいですね!
勝手なルールですけど 笑
大岡 お得なルールですねー。笑
最近、生で見たのは、ユッキー(高橋幸光)との試合ですね。
宮越 高橋選手は、やりにくかったですね。
正直な所、お互いに待つタイプだと思うんです。
どっちかが行かないといけない。
大岡 あの試合は、宮越選手から仕掛ける事を選んでたと思いました。
宮越 元々は、デビューして2~3年は自分から仕掛けるタイプだったので、そういう引き出しはあります。
けど、上手かったですねー。
大岡 今、聞いて思いましたけど足捌きの選手ではなく、打ち合いに行くタイプだったのですか?
それが何故、今のスタイルに?
宮越 さらに遡れば、足で捌くのがスタイルでした。
僕の父は、現役時代に藤原敏男先生の所などに出稽古してたらしくて、真似をすごくしていたらしくて。
なので、父の晩年期ではない時は、足で捌く形を選んでいたようです。
それを僕は、小さい頃に教わってました。
周りを見たら、どっしりした形の選手が多いので、
「あれっ?僕が変わってるやり方なのかなー?」とか思ってました。
大岡 なるほど。
フットワーカーを意識するためにボクシングは見なかったですか?
宮越 あー、僕はモハメド・アリが好きでしたね。
大岡 若いのに!?
宮越 あーいうテクニックで泳がすアウトボクサーの捌き方に魅了されていったんですよね。
ペトロシアンとかのやり方にも、僕は魅力を感じるんですよね。
それらを参考にしながら、ようやく近年、自分の形になってきたなと実感します。
あとは、兄のタイファイトの試合でタイに行ったんです。
で、センチャイの所で練習して、色々な技術を教えてもらって。
そこから、自分の知らないものを沢山感じて、
その上で頭の中で理想像を作って、
テーマを明確化して挑むように変わったのが大きかったです。
なので、環境を変えた方が得るものが大きいという思いもして、最近は出稽古を多くしてます。
大岡 ブログ見ました。
池袋ブルードッグに行ったんですか?
宮越 はい。
まあ、兄とずっとやってても、もちろんレベルは高く出来るんですけど、手の内が分かりすぎてて互いに当たらない。
大岡 出稽古の怖さは、一つは「食ってやるぞ!」って相手は思う。
それは、いい事です。
もう一つの最大の問題は、仲良くなってしまうリスクですね。
宮越 僕は、K-1は出れないと思うので、そういう方面の所に伺わせて頂いてるというのはありますね。
RISE、REBELS、NJKFの関係ジムは、練習でも手を合わせる事は出来ないですね。
SHIGERU選手とか、いつか当たる気がしますね。
大岡 SHIGERU選手、ヤスユキ選手は、宮越選手と戦いたいのが伝わってきましたね!
記事では、カットしてますけど。笑
宮越 一回、SHIGERU選手はチャンピオンでも無い時代にマススパーはしてますね。
向こうは、追い込みで疲労のピークで、僕は試合も決まってないピンピンした状態でした。
大岡 SHIGERU選手も、スターボーイ戦での減量はキツかったのだと思いますし、宮越選手の階級にいつ来るのか分かりませんよ。
宮越 僕が正直、ライト級が難しくて。といっても63.5の身体では無い。62キロくらいなんだと思うんですけど、そんな上手く体重が合う形というのが、、
大岡 (さえぎって)ヤスユキ選手は、ウェイトを気にしないですよ!笑
彼は、平気ですよ 笑
あと、誰がいるかなー?
宮越 SHIGERU選手とは、来年あたりには戦るんじゃないですかねー。
大岡 おぉーー!!
それは、面白いですね!
いや、今回インタビューをする前にヤスユキ選手に宮越選手とお会いする話をした時に、
「宮越選手は、僕と求めているものが近い気がする」と語っていたんです。
僕からヤスユキ選手を見ていると、
"世界観が合う人間と交わりたい、それはベルト云々では無い"
んですよね。
リターンの少ないマッチメイクだろうと関係なく出来てしまうのは、
"誰と戦ったのか"
に価値を見出してるんだと思いますね。
その人間が、大月晴明であり、宮越選手なのだと思うのです。
宮越 僕は、基本的にはWBC路線なのだとは思うんですけど、ベルトという肩書きも大事ですけど、、、やっぱり誰とやるか。
ですよね。
でも、相手にしかメリットの無さすぎる試合は価値は無いですよね。
明日に続く。