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http://ameblo.jp/oookafour/entry-11952928457.html?timestamp=14161383613ラウンド。
ムエタイにおける肝であるのが、この3と4ラウンド。
それは、この間WPMF JAPANを観戦にいってよく分かった
1ラウンド終了時にメモに書いていた
「3ラウンドに全てが分かるだろう」
これに対して、僕は書いてある。
「ついにきた3ラウンド」
何が、そう思わせたのだろうか??
自分でも分からないが、そのドラマはこのラウンドに待っていた。
そしてスタートする。
左ミドルと距離を開けるように前蹴りを使うサゲッダーオ。
前手で触り合う二人。
右のボディを当てる大和。
そして左ボディも打つー!!
距離を取りたいサゲッダーオ…と思ったら組む形になる。
膝に対処をしてる大和哲也。
そして…左ボディだ!!
何かを掴んだような、
そんな動きに僕は感じた。
サゲッダーオは、嫌がった前蹴りを見せる。
そして際で、サゲッダーオはヒジ!
前回、やられたヒジ。
それに対して、大和哲也もムエタイにこだわってきたヒジを決める!!
これで、鼻から出血したのでは無いだろうか??
南側のロープ際でパンチの連打を行う。
サゲッダーオは、リングを廻ろうとする。
そして、僕のいた西側で、パンチやヒジのラッシュ!!
この時に左レバーブローも混ぜていたが、当たらなかった。
けど、そこからの連打!!
僕が思っていた形・展開になっている!!
そんな事があるのか!?
と思ったら、レフェリーが出血によるドクターチェックを促す。
ドクターがリングサイドに上がる。
じっくり見る。
レフェリーもドクターも、手を振ったりしないので、どうなのか分からない。。。
そんな中、リングにいる大和哲也には聞こえたようだ。
ロープに上がって、
「やったぁーーーーー!!」と声をあげている。
でも、僕も他の客も半信半疑…。
「本当か?えっ、本当か?…」
嫌な間があった中、レフェリーはドクターストップを宣告する!!
その間が、余計に会場を爆発させる!!
「やったぁーーー!!!!」
と、雄叫びをあげ続ける大和哲也!!
彼の勝利した時に、あそこまでの表情をしていただろうか…。
僕は見た記憶がない。
K-1トーナメントで、二度ダウンしながら久保優太に逆転勝ちした時も、
こんな表情ではなかった気がする。
いや、僕は会場で挨拶した優しい表情を見たから、余計にそう感じるのかもしれない。
リングの上で、咆哮し続ける大和哲也の表情を見る傍らで、
リングサイドにいる僕の周りにいた人たちが泣いている。
大和哲也の試合の数々を僕よりきちんと、いつも側で見てきたのだろう。
大和哲也の戦績を見れば分かるのだが、
彼は強いナックモエに、いつも苦杯を舐めさせられてきた。
カノンスック・ウィラサクレック
センチャイ
ジョムトーン(今度、金子大樹と戦う)
サゲッダーオ
そんなキャリアがようやく実った、この瞬間!
ここしかない!と思い切って前に出て行けた意志の強さ!!
全てが無駄じゃなかった。
とにかく素晴らしい感動的な会場だった。
もしも、願いが叶うなら、現在のWBCのボクサーは、山中と三浦か…。
彼らの興行のセミファイナルで、大和哲也の防衛戦を実現してもらえないだろうか、と。
垣根を超える事で、
ボクシングもキックボクシングも素晴らしいって、
互いのファンに見せ合える、
そんな情景が僕は昔から見たかったから。。。
リングを降りて、祝福をされる大和哲也の少し離れた所に、
可愛いお子さんを抱いた女性がいる。
大和哲也の綺麗な奥さんだ。
お子さんと一緒に泣いている。
それを見て、また泣く友達の方々。
そんな傍で、笑顔で胴上げをされる大和哲也。
やはり強い男はモテるし、いい女を射止める!!
この強い男というのは、会場で会った時の爽やかなスポーツマンの表情も含まれている。
僕のブログのテーマだ。
「強さとは何か…」
「大和哲也が、強い王者から手に入れたWBCのチャンピオンベルト」を傍で見て触った、
何よりベルトの取り方を教えてもらった悠矢は今、何を思っているのだろう…。
そして、大和哲也と最高の試合をしたあの男は、
沢山のエネルギーをもらって帰ったに違いない。
ーーーーーー
テレビで試合を見ると確かに見やすい。
表情、位置などもそう。
でも、言っておきたい事があります。
テレビでは、伝わらないものが会場にはあるんです。
雑誌では、伝えきれないものがあるんです。
僕も、ブログでは伝えきれないんです。
僕は、いつか地元に帰るかもしれない。
そしたら、この光景を見れない。
味わえない。
だから、、、ここでしか得られないものを見に行きましょう。
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実は、まだ書きたい試合があるんですけど、こんな書き方をしたら、次は違う書き方をしなければならない。
どういう風に書けばいいのか…。
それが悩んでしまって、ちょっと後悔してます。
最後に。
ありがとう!大和哲也!!
そして、サゲッダーオも素晴らしかった!
また、あなたの試合が見たくなりました!
それと、残酷な事が頭に浮かんだのです。
この日の2人の日本人世界王者が、いつか交わるかもしれない。。。
それが、頭をよぎった一夜でした。