大和哲也×サゲッダーオPart3 | おおおかのボクシングBLOG

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3ラウンド。

ムエタイにおける肝であるのが、この3と4ラウンド。
それは、この間WPMF  JAPANを観戦にいってよく分かった
1ラウンド終了時にメモに書いていた
「3ラウンドに全てが分かるだろう」
これに対して、僕は書いてある。

「ついにきた3ラウンド」
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何が、そう思わせたのだろうか??
自分でも分からないが、そのドラマはこのラウンドに待っていた。
そしてスタートする。
左ミドルと距離を開けるように前蹴りを使うサゲッダーオ。

前手で触り合う二人。
右のボディを当てる大和。
そして左ボディも打つー!!

距離を取りたいサゲッダーオ…と思ったら組む形になる。
膝に対処をしてる大和哲也。
そして…左ボディだ!!
何かを掴んだような、
そんな動きに僕は感じた。
サゲッダーオは、嫌がった前蹴りを見せる。
そして際で、サゲッダーオはヒジ!
前回、やられたヒジ。
それに対して、大和哲也もムエタイにこだわってきたヒジを決める!!

これで、鼻から出血したのでは無いだろうか??
南側のロープ際でパンチの連打を行う。
サゲッダーオは、リングを廻ろうとする。
そして、僕のいた西側で、パンチやヒジのラッシュ!!
この時に左レバーブローも混ぜていたが、当たらなかった。
けど、そこからの連打!!
僕が思っていた形・展開になっている!!

そんな事があるのか!?

と思ったら、レフェリーが出血によるドクターチェックを促す。
ドクターがリングサイドに上がる。
じっくり見る。
レフェリーもドクターも、手を振ったりしないので、どうなのか分からない。。。

そんな中、リングにいる大和哲也には聞こえたようだ。
ロープに上がって、
「やったぁーーーーー!!」と声をあげている。



でも、僕も他の客も半信半疑…。
「本当か?えっ、本当か?…」
嫌な間があった中、レフェリーはドクターストップを宣告する!!

その間が、余計に会場を爆発させる!!

「やったぁーーー!!!!」
と、雄叫びをあげ続ける大和哲也!!
彼の勝利した時に、あそこまでの表情をしていただろうか…。
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僕は見た記憶がない。
K-1トーナメントで、二度ダウンしながら久保優太に逆転勝ちした時も、
こんな表情ではなかった気がする。
いや、僕は会場で挨拶した優しい表情を見たから、余計にそう感じるのかもしれない。
リングの上で、咆哮し続ける大和哲也の表情を見る傍らで、
リングサイドにいる僕の周りにいた人たちが泣いている。

大和哲也の試合の数々を僕よりきちんと、いつも側で見てきたのだろう。
大和哲也の戦績を見れば分かるのだが、
彼は強いナックモエに、いつも苦杯を舐めさせられてきた。

カノンスック・ウィラサクレック
センチャイ
ジョムトーン(今度、金子大樹と戦う)
サゲッダーオ

そんなキャリアがようやく実った、この瞬間!
ここしかない!と思い切って前に出て行けた意志の強さ!!
全てが無駄じゃなかった。
とにかく素晴らしい感動的な会場だった。
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もしも、願いが叶うなら、現在のWBCのボクサーは、山中と三浦か…。

彼らの興行のセミファイナルで、大和哲也の防衛戦を実現してもらえないだろうか、と。
垣根を超える事で、
ボクシングもキックボクシングも素晴らしいって、
互いのファンに見せ合える、
そんな情景が僕は昔から見たかったから。。。

リングを降りて、祝福をされる大和哲也の少し離れた所に、
可愛いお子さんを抱いた女性がいる。
大和哲也の綺麗な奥さんだ。
お子さんと一緒に泣いている。
それを見て、また泣く友達の方々。

そんな傍で、笑顔で胴上げをされる大和哲也。
やはり強い男はモテるし、いい女を射止める!!

この強い男というのは、会場で会った時の爽やかなスポーツマンの表情も含まれている。
僕のブログのテーマだ。
「強さとは何か…」

「大和哲也が、強い王者から手に入れたWBCのチャンピオンベルト」を傍で見て触った、
何よりベルトの取り方を教えてもらった悠矢は今、何を思っているのだろう…。

そして、大和哲也と最高の試合をしたあの男は、
沢山のエネルギーをもらって帰ったに違いない。
ーーーーーー
テレビで試合を見ると確かに見やすい。
表情、位置などもそう。
でも、言っておきたい事があります。

テレビでは、伝わらないものが会場にはあるんです。
雑誌では、伝えきれないものがあるんです。
僕も、ブログでは伝えきれないんです。
僕は、いつか地元に帰るかもしれない。
そしたら、この光景を見れない。
味わえない。
だから、、、ここでしか得られないものを見に行きましょう。


ーーーーーー
実は、まだ書きたい試合があるんですけど、こんな書き方をしたら、次は違う書き方をしなければならない。
どういう風に書けばいいのか…。

それが悩んでしまって、ちょっと後悔してます。

最後に。
ありがとう!大和哲也!!
そして、サゲッダーオも素晴らしかった!
また、あなたの試合が見たくなりました!

それと、残酷な事が頭に浮かんだのです。
この日の2人の日本人世界王者が、いつか交わるかもしれない。。。
それが、頭をよぎった一夜でした。