フリオ・セサール・チャベス・ジュニア×ブライアン・ベラ | おおおかのボクシングBLOG

おおおかのボクシングBLOG

ボクシング・格闘技観戦後の感想がメインです。



にほんブログ村


フリオ・セサール・チャベス・ジュニア×ブライアン・ベラの試合をみました。

と言っても、4ラウンド終了まで。

まず、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアはマルチネス戦後に大麻の使用で9ヶ月の試合出場停止とフレディ・ローチが離れた事になり、
ゴタゴタとブランクが重なり気になってはいたが、、

それプラス、最悪の事態が!
チャベスjrの減量苦の影響で、何度もリミットの変更が行われる事態!
当初はミドル級のリミットである160ポンド(約72.6キロ)で行われる予定だったのですが、
いつの間にか、173ポンド(約78.5キロ)で行われることで、両陣営が合意しました。

ほぼ、ライトヘビー級です。
photo:01


先日ブログで、チャベスjrは「温室育ちとは言えないのじゃないか?」記したのに、、、
この男、不安定すぎる。

で、試合について語ると、
もう、チャベスjrらしさの皆無たるや!!

まず彼の良さは、タフネス・体力・気力だ。この辺りは、亀田大毅のスケールアップ盤という感じだ。
が、それにプラスアルファがもちろんある。
メキシカンの良さである左フックのダブルがスムーズ!
そして右のフックの起動が大きく回り込む形になる。
これが独特のものとなっていて、左のダブルも生きる。
それとシャープな右ストレートの使い分けって所だろうか。
あと、戦術的にはがっちりガードに専念と、くっついてフィジカル・コンタクトとボディボディで削るパターン。
でも、これでいいと思っていた、僕は。(親父さんの、パーリングとヘッドムーブは見習って欲しい!)
photo:02


…でも、この試合に限っては、そこが全く出なかった。

前へ前へのプレッシャーをかけて行くのではなく、サークリング・バックステップのアウトボクシングをする。
減量失敗の影響であることは間違いない。
と言っても、アウトボクシングもそれなりのものはあるのだが、ブライアンベラのプレッシャーに少し嫌そうな感を見せる。
photo:03


本当に亀田大毅そっくりに見えた、ファイトスタイルも。
右のノーモーションのショートを要所要所で当てていた(これが亀田っぽい)
結果も知っていたので、4ラウンド終了で、僕の心が折れた。
これで勝ったなんて…。

僕はボクシングを見る時、足の位置が~というより単純な見方をしている。
まずは最初にリング中央を陣取るのはどちらか。
そのラウンドごとの最初の中央へ向かっていく意思も確認している。

それと、体の大きさだ。
皆さんは、どうか分からないが劣勢になる・弱気になるとその選手が小さく見えるんです。

分かりやすいところで言うと、パッキャオ×デラホーヤだ!
対峙した最初は、当然デラホーヤが圧倒的にデカイ!
だが、2R、3Rと進むにしたがって、みるみる小さくなりませんでしたか?
photo:04


メイウェザー×カネロもそうですね。
photo:05


それが、今回のチャベスjrもそうでした。
だから、見るのやめました。

どう立て直したか?とか思うところはあるが、ブライアンベラ…でしょ?
photo:06


これじゃ、ゴロフキンにあっさり倒される。
それが、僕の感想です。

このブログを読んでる方、いらっしゃったら、「大岡暁」という名前で、フェイスブックもしてますので良かったら!友達申請を遠慮無くしてくださいねー。