子猫ちゃん里親さん宅へ | 同じ空の下から

同じ空の下から

野良さんのTNRとか子猫の保護とか里親探しとか、一応保護活動的なことやってるので、そんな日々の活動のことや保護猫のこと(たまに愚痴や心の叫び)。

ちっちゃいながらも避妊手術を頑張った子猫ちゃん。


ちっちゃくて可愛くて

returnできなかった

子猫ちゃん



この子がいた場所のTNRをお手伝いする経緯となった方(仮にHさんとします)のお知り合いで猫飼いたいと言ってる方がいるというのでその方(仮にSさんとします)に声をかけてみることにしました。

ただ、愛護団体ならアウト!と言われるだろうライン。

確かに条件は厳しくしなければ後々不幸になってしまうのは猫の方なのだから考えなくてはならないことではあるのだけど、実際かなりの高齢者でも猫飼ってる人いるわけだし(70、80の人がこれから子猫を迎えるいうのではちょっと考えもんだけど)、一人暮らしで飼ってる人もいるわけだし…
(注・Sさんが高齢というわけではありません)


厳しいこと言ってたら救える子も救えなくなってしまうし、飼いたいという方だって一生飼えなくなってしまうし、こっちだって抱えるばかりになってしまう。

譲渡条件クリアしていたって後々のことなんて分からない。「そのリスクが高い」というだけだもの。

厳しく言ったらアウトだけど少〜し緩くみればセーフというラインだし、募集サイトで申し込みしてきた知らない土地の知らない誰かではないしHさんもいるし、ということで、前置きが長くなってしまったけれど、ちっちゃい子ちゃんはSさんに託すことにしました。




話を聞けば、あの震災の、あの原発事故により強制的に避難をしなければならなくなった方。
すぐ戻るからと猫を置いて避難したものの二度と戻れる事はなく、その後、収容猫情報などを見たり片っ端から問い合わせしたりと必死で探したけど結局見つけられなかったという。


悲しい別れをしてしまった方…だからと言ってはなんだけど、きちんと守ってくださる…はず。



お届けにあがったSさん宅は広くてきれいなお家。元々のお家があった場所は『住めない場所』になってしまったから、新しい場所に新しく建てられたお家。


出発!車



ウチにいたのは二週間ほどだったけど、やっぱり里親出しは嬉しくもあり寂しい泣

でも我が家なんかよりずっと素敵なお家で、Sさんのところで幸せになるんだよ飛び出すハート





いつも思う。

子猫は里親決まりやすいからと保護するけど(結局決まらず残ってしまってるけどあせる大きい子はreturnして野良のまま。
その子たちのこと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
だからといって全部を保護する事はできないし、保護するしないの線引きもつらいのよ汗






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