あと数日かもしれません | 同じ空の下から

同じ空の下から

野良さんのTNRとか子猫の保護とか里親探しとか、一応保護活動的なことやってるので、そんな日々の活動のことや保護猫のこと(たまに愚痴や心の叫び)。

ももちゃんのこと。


こんな可愛いのよ、ほんとは




使っている猫砂は緑色なのでオシッコの色が分かりづらいといえば分かりづらいのだけど、それでも明らかに異常と分かるほどのオシッコがありました。
なんせ多頭飼育(苦笑)誰のオシッコか特定しなければならないわけで…

まず疑うのは今状態の悪い愛猫②。
って言うか、それほど今愛猫②の状態がよくないので勝手に愛猫②だって決めつけてしまいました。
ももちゃんはその愛猫②の介護食横取りしにくるほどいつもと変わらずいたし…なので異常なオシッコの主がももちゃんだとは考えもしませんでした。


愛猫②じゃなくももちゃんだった!と分かった時のオシッコ。最初に発見した時はもっと濃かった。



濃い黄色なのかオレンジなのか、脱水なのか肝臓なのか、なんで?急に何が起こった?え、じゃあ黄疸は?


ももちゃんは白ベースなので黄疸出てれば分かりやすいはずなんだけど、耳の中見ても眼を見ても黄疸出ているようには見えませんでした。

ぱっと見分からないけど、病院行って採血するのに毛を掻き分け血管を出した時「あ、やっぱり黄疸出てるわ」と獣医さん。



やっぱり肝臓きたかーガーン



でも血液検査の結果、肝臓の数値は悪くありませんでした。


じゃあ何?


状態をみて、ほかの数値をみて、“白血病”と言える状態だという。


ももちゃんはエイズも白血病も陰性である。もしかしたら今更ではあるけど偽陰性だったのかもしれない。ほんと今更だけど…


改めてウイルス検査をしたけどやっぱり陰性。


白血病と診断できる状態なのに白血病は陰性…じゃあなんなんだ。


しばらく血液検査の数値と睨めっこしてた獣医さんも難しい!とお手上げ状態?



でもでも、しばらくしてから、判定の規定時間で出た結果は陰性だったのに、時間が経ってから薄っすらとだけど線が現れた。しかもエイズの方にも。判定の規定時間10分では出てきていなかった線が時間経ってから薄ーく出てきた。


どーゆーこと?やっぱ陽性ってこと?


これまた獣医さんもどう判断したらいいのか頭を悩ませてしまって…

何千何万何十万(かは分からないけどあせる)たくさんの診察をしてきているベテランの獣医さんでさえ頭を悩ます検査反応。


そんなベテラン獣医師は最終的に白血病は陰性と判断をしました。


血液検査の数値や症状、すべてをみて判断できるのは白血病が考えられるというのに…



その日はステロイドとインターフェロン打って帰宅。

でも回復するようにはみえない。


病院帰宅後



とにかくニオイが半端ない。今までの口内炎のニオイとは違う。
今まで何度も看取りを経験しているので亡くなる前のニオイは分かる。そのニオイとはまた違うような、でも似たような、そんな嫌なニオイが家中に広がっている。



お別れが近いような気がする…




↑↑↑ここまで書いて下書き保存してました。完成させて投稿する前に…


続きを書きます↓↓↓



回復する傾向は全くみられません。そこから急激に、日に日に、というより数時間で状況がかわっていきます。


危ないからとケージの下の段に寝かすといつの間にか上の段にいるのでケージの上下移動するほどの体力はあるようです。寝心地悪いのかハンモックに移ったりもしてます。



でも自力では食べません。だからと強制給餌しても飲み込むことができません。

トイレもちゃんとできています。

右眼はもうダメになってるようです。
口は痛いから開けてるのでなく、閉じることができなくなってしまっているようです。だから流動食さえ飲み込めない。



たぶん…もうできる事はない。

それでも最後に…最後になるかもしれない病院へ。
脱水が酷いので補液。それと、多分強い痛みが出ているはずだというので強めの痛み止めを打っていただきました。

そして改めて聞いてみました。やっぱり白血病陽性だったと捉えた方がいいですよね…と。

獣医さんも再度カルテを見ながら、「そうとった方が辻褄が合うんだよなー」と。
でもやっぱり陽性と断言できないようでYes Noどちらとも答えはなかった。

陽性なら陽性でもいい。もうそうゆう症状がでてるんだもの、仕方ないもん。


でもそうすると今まで普通にほかの子たちと一緒に生活してたからほかの子に…と言い始めたところで、「それはない大丈夫」だと。

たぶん、ほんの少しのウイルスを持っていて、免疫制御が効かなくなってそのウイルスがわずかに活性化してしまって薄っすらと反応が出てしまったのだろう。本当に陽性ならもっとはっきり反応が出る。感染するほどのウイルスならもっとはっきりと陽性反応が出る。反応の出方見てもウイルス持っていたとしても感染させるほどの力はないと。

グレーといえばグレーだけど、でもベテラン獣医さんがそう言うのだから…


もうこれ以上の写真は痛々しすぎて、ひどすぎて、可哀想すぎて、ももちゃんのためにも自粛します




それより、ももちゃん、頑張っているけどもう数日だと思う。


それこそこの記事予約投稿なので、もしかしたらこれを読んでいただいてる頃には・・・いや、まだ大丈夫!

それくらいの状態です泣