器じゃないんだよ | 同じ空の下から

同じ空の下から

野良さんのTNRとか子猫の保護とか里親探しとか、一応保護活動的なことやってるので、そんな日々の活動のことや保護猫のこと(たまに愚痴や心の叫び)。

相談されたって結局私なんかにできることはない。
やりたくたってできる技量がない。





私みたいなのが“保護活動”なんてやるのが間違いなんだ。






昨夜、さらにそれを痛感した。





小雨の降る仕事帰り、車のライトだけで街灯もない夜の真っ暗闇の中、前方にキラリと光るもの。近付いたら猫さんだった。



なんか歩き方がおかしくない?



車から降りてそーっと近付いたら慌てて逃げたけど、後肢がぶらぶらしている感じだった。







いつケガしたんだろ。

事故にあったのかな。


いつもこの辺にいる子なのだろうか。

この辺“餌やり”さんいるのかなぁ。








さて…






自分との戦い。






なんとかしてあげたい。

でも私にその力があるのか。




以前なら何も考えず動いただろう。


でも今はそれができない。



自分の力のなさを知ったから。






とりあえず今空腹を満たせるだけのごはんを置いてあげた。


地面に直接でごめん…




写真撮ろうと近付いたらごはん咥えて一瞬逃げたけど空腹には勝てなかったのだろう、すぐに止まって咥えてたごはんをムシャムシャ食べ出した。









家からそれほど離れた場所ではないけど、次また会えるかなんて分からない。そんな“一回きり”の子なんて何匹もいるから。










どうする?



どうするんだよっ!















家の中見ろよ。

どこに連れてくるんだよ。

どこにそんな余裕あるんだよ。












私なんか器じゃないんだよ。










人様のお金で活動して良い事やってます助けましたってやってる団体とは違うんだよ…