治すための治療が… | 同じ空の下から

同じ空の下から

野良さんのTNRとか子猫の保護とか里親探しとか、一応保護活動的なことやってるので、そんな日々の活動のことや保護猫のこと(たまに愚痴や心の叫び)。

先月お手伝いをしたTNR現場。
(この日のことはブログに書いていないけど)



ガリガリの小さい小さい子猫ちゃんがいました。




たぶん…4月に生まれた“あの時”の子猫ちゃんなんだろな。
でもそうするとすでに4ヶ月くらいになってるはず。

でもまだママのおっぱい吸ってるし、ママまたすぐに妊娠出産したってこと?いやそりゃないよね。やっぱり4月に生まれた子だよね?


一緒に生まれたと思われるほかの子猫は若干痩せてる感じはするけどそれなりに成長してる。


一匹だけガリガリの小さい小さい子猫ちゃん。


お目目も…塞がってしまっているし、よく見ると疥癬にかかっているよう。




写真で伝わるかな?わかりにくいけどほんとちっちゃい。



ママ猫さん捕まえたいのにおチビちゃんが捕獲器に入ってしまいガッシャン!

よほどお腹すいてたのか捕獲器閉まる音にもびっくりすることなく夢中で食べてました。



こんな小さいのによく捕獲器閉まったよ。ってくらいガリガリ。




もぐもぐ…


捕獲器から出して食べさせててもまた捕獲器に入ってしまうのでもうずっと入っていてもらうことにしました(笑)






どうせならこの子も連れて行って治療してもらおうということになったのですが、私のお手伝いは“捕獲のみ”だったからその後のことはお任せだったのですが…




治療後、状態が悪くなり危ない状態になってしまったと連絡が入りました。
獣医さんが懸命の対応をしてくださって一時は一命は取り留めたのですが…その日の夜、お世話してくださっていた方の元で、永遠の眠りについてしまいました。






治療はレボリューションと点滴ということはお聞きしましたが、これ以外に何かやったかやらなかったかは分からず…





レボリューションは6週齢の子猫ちゃんから投与可能であり、成分も比較的安全性の高い成分です。


でもその薬が合わなかったのかもしれない。
(知人ボラさんが以前同じような経験したことあるそうです)


獣医師判断のもと、きちんと投与したにも関わらず、治すための治療が命を消してしまいました。


どんな薬にも副作用はあります。
それが出るか出ないかなんて分からない…



見た瞬間からこの子は育たないんじゃないか、そう思ったけど、だからってそんなすぐに亡くなることはなかっただろう。だってごはんいっぱい食べてたし走り回ってたし。治療しなければまだ生きていたよね。




誰も間違っていないし、こればかりはどうしようもないけど…







命を縮めてしまってごめんね泣