令和3年12月定例会付議予定議案について⑤ | 大野もとひろオフィシャルブログ Powered by Ameba

令和3年12月定例会付議予定議案について⑤

 

「介護施設等における新型コロナウイルス感染症対策の継続」の一環として新たに実施する「クラスター発生時の看護師派遣による療養体制の確保」について説明します。事業費は2,136万円です。

これまで埼玉県では、施設の職員や入所者が新型コロナウイルスに感染してクラスターが発生した場合、コブマットやeMATが感染拡大防止策の指導を行ってきました。

入所者が感染しても、病床がひっ迫した場合や認知症の症状がある等の場合には、入院できずに施設内で療養を継続せざるを得ないケースがあります。また、看護スタッフが同時に感染して施設を離れる場合は施設内の療養体制が不十分となるため、いかに療養体制を補強するかが課題となっていました。

この事業は、クラスターが発生し、療養体制が不十分となった施設に看護師(リリーフナース)を派遣し、COVMAT等と連携しながら療養体制の確保を図る新たな取り組みです。

なお、クラスターが発生していない期間(平常時)にあっては、大規模な高齢者施設を対象にリリーフナースが巡回指導し、施設内でのクラスター発生を予防していきます。