緊急事態宣言の延長について | 大野もとひろオフィシャルブログ Powered by Ameba

緊急事態宣言の延長について

 

埼玉県では、4月20日からまん延防止等重点措置、8月2日から緊急事態措置を実施し、県民、事業者の皆様には不要不急の外出自粛や営業時間の短縮など、様々な御協力をいただいています。

その結果、埼玉県の1日当たりの新規陽性者数は、一昨日9月8日が779人、昨日9月9日が697人と千人を下回る日が続いていて、新規陽性者については少しずつ落ち着いてきたように思われます。

しかしながら、今年1月のいわゆる第3波における最多の新規陽性者数は582人で、下がってきてはいるものの極めて厳しい状況にあると言わざるを得ません。

また、病床使用率も約70%と依然として高い水準にあり、医療機関への負担は和らぐどころか、引き続き、深刻な状況下にあります。



昨日、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部において緊急事態宣言の期間延長が決定されました。

この決定を受け、本部会議において実施期間の延長等の決定をさせていただきました。

県民、事業者の皆様には、引き続きご不便をお願いすることになりますが、皆様の愛する人を守るため、ぜひ、今しばらくの御協力をお願いします。

埼玉県におけるステージ指標の推移については、全ての指標で改善傾向にあり、特に新規陽性者数については2週間前の半分以下となり、明確に減少傾向が表れています。

一方、病床使用率について、率は減少しているものの、確保病床(母数)の増加によるものが大きく、入院者数はほとんど減っていません。依然として医療提供体制は厳しい状況が続いていると言えます。

緊急事態宣言の延長ですが、対象区域は埼玉県全域、実施期間は、これまで9月12日までだったものを、9月30日まで延長しましました。