東京2020パラリンピック聖火フェスティバルについて | 大野もとひろオフィシャルブログ Powered by Ameba

東京2020パラリンピック聖火フェスティバルについて

 

本来であれば、幸手市、蓮田市、白岡市、川島町、入間市、朝霞市の計5区間で公道リレーを実施し、ランナーの皆様に埼玉県内を駆け抜けていただく予定でした。

しかし、緊急事態宣言が8月2日から8月31日まで発令されることとなったことから、検討の結果、すべての区間で公道リレーを中止することとしました。

埼玉県では、陸上自衛隊朝霞訓練場で射撃競技が開催予定となっていることから、8月19日(木)に朝霞中央公園陸上競技場において、パラリンピック聖火フェスティバルを実施します。

パラリンピック聖火リレーは、パラリンピックの開催自治体の1都3県のみが実施できる、非常に価値のあるイベントで、埼玉県内を走行予定だった141人の聖火ランナー全員にパラリンピック聖火をつないでいただけるよう組織委員会と協議しています。このパラリンピック聖火リレーを含む、聖火フェスティバルを通して、パラリンピックへの気運を醸成したいと考えています。

なお、集火式は、多くの人が行き交う、さいたま新都心けやきひろばを予定していましたが、実施を取りやめとし、パラリンピック聖火フェスティバルのすべてのプログラムを、朝霞中央公園陸上競技場において、原則、無観客で開催します。

代替措置を含むパラリンピック聖火フェスティバルの概要ですが、日程は、当初の予定どおり8月19日木曜日、聖火リレーのゴール地点だった朝霞中央公園陸上競技場内で実施します。

17の市町村で採火した火をこの競技場に集めて、「埼玉の聖火」をつくり、競技場内で埼玉県内を走行予定だったすべてのランナーに、聖火をつないでいただく代替措置を実施します。詳細については、組織委員会と協議中で、詳細が固まり次第、改めてその内容を事務方からお知らせします。

最終ランナーが聖火皿に点火した後、出立式が行われます。出立宣言をいただくのは、オリンピック競歩代表の岡田久美子さん。東京都に聖火を送り出して埼玉県のパラリンピック聖火フェスティバルを完結させます。

パラリンピック聖火フェスティバルを楽しみにしていたランナーの皆様、県民、市民の皆様には大変残念な決定となってしまいましたが、どうかご理解ください。

当初の予定からは実施形態が大きく変わりますが、オリンピック聖火リレーと同様、パラリンピック聖火フェスティバルについても採火式、リレー、出立式ともインターネットによるライブ中継を実施する予定です。

パラリンピック聖火フェスティバルを通じて感動と興奮を共有し、盛り上げていただきたいと考えています。ぜひ、御理解、御協力をよろしくお願いします。

厳しい状況下ではありますが、パラリンピック聖火フェスティバルについてもしっかりと準備し、パラリンピック大会への気運を盛り上げていきたいと考えています。



なお、パラリンピック聖火の元となる火をおこす採火式は、予定どおり埼玉県内17の市町村にお願いします。

飯能市での自然豊かな「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」や神川町の「武蔵二宮金鑚神社」での日本武尊ゆかりの火打石と火鑽金、横瀬町での県内最大級の「寺坂棚田」のかがり火、伊奈町では、江戸時代の習慣による火打石での採火など、それぞれの市町村で趣向を凝らした火おこしを実施していただきます。

これらの火を一つにして、それぞれの火に込められた祈りや思いを引き継ぐ「埼玉の聖火」を作る集火式の様子は、リレーや出立式と同様、NHK及び埼玉県独自のネットによるライブ中継を実施します。

ぜひ、ご自宅などでその様子を見守っていただければと思います。