強化パッケージにおけるクラスター対策について | 大野もとひろオフィシャルブログ Powered by Ameba

強化パッケージにおけるクラスター対策について

 

昨日からのまん延防止等重点措置の期間の延長に伴い、既にお示しした新たな措置等の強化パッケージのうち、特に皆様へお願いを申し上げたい「クラスター対策」について説明させていただきます。

経済団体や業種別団体といった関係団体に対して、実際のクラスターの発生事例を参考に、従業員への感染防止対策の徹底を依頼していきます。

また、テレワークの推進などによって出勤者数を7割削減していただくお願いをさせていただいていますが、その実施状況について公表するよう依頼していきます。

学校への要請として、引き続き、感染防止対策の徹底をお願いしていきます。

具体的には、県立学校に感染症管理認定看護師等の専門家を派遣し、感染防止対策について具体的な支援・助言を実施します。あるいは、寮生活や修学旅行における感染防止対策の徹底を求めていきます。

高齢者施設に向けた対策としては、PCR検査の受検を特措法第24条第9項に基づいて要請するとともに、しっかりと新型コロナウイルスの感染対策をとっている施設を「感染対策優良施設」として認証していきます。

併せて、モニタリングPCR検査を拡充し、主要駅でのスポット検査に加えて、会社単位でPCR検査を実施する検査対象事業所を拡充していきます。



次に、これまでクラスターが発生した例を、具体的に事例を示してご紹介します。

まず、現場への車での移動時に感染が拡大したものと推測される事例です。

車内での飲食などでマスクを外す時間が長かったり、飲み物やタバコの回し飲みをしたりすることによってクラスターが発生したケースもあります。

車内でもマスクの着用を怠らないこと、換気をしっかりすることを徹底してください。そして、特に車内での飲食を控えてください。

次に、仕事前後や休憩中の会話や食事、喫煙で感染したと推測される事例です。

仕事中はしっかりと感染対策をしていたが、休憩中等においてマスクなしでの会話をしていたケース、また、喫煙所での会話などの際に感染したと見受けられるケースもありました。

また、寮やルームシェアなどはリスクが高いので、特に気を付けてください。

休憩時などの気の緩みに注意していただくとともに、共用場所の消毒を徹底するようにしてください。