県民の皆様へのお願い | 大野もとひろオフィシャルブログ Powered by Ameba

県民の皆様へのお願い

 

埼玉県の新規陽性者数は、昨日7日に123人を記録し、ピーク時の約20%にまで減ってきたものの、ここ2週間は100人前後で推移していて、下げ止まり傾向にあります。

病床占有率についても高い水準のままで、医療機関の負担を減らすまでには至っておらず、医療現場は依然として大変厳しい状況にあります。

このような中、政府は緊急事態宣言を3月21日まで延長することを決定しました。

このまま新規陽性者数が下げ止まりのまま推移し、気が緩んで外出や会食などが重なって感染が広まると、リバウンドが起こりかねません。

今後ワクチンの接種が本格化していく中で、これ以上医療機関の負担を増やすことはできません。

また、埼玉県では新型コロナウイルス変異株患者が4日時点で38人と、報告数としては全都道府県で最も多い状況です。

国内で流行しているウイルスが変異株に置き換わる可能性があるという専門家の意見もあり、今後も注視していかなければなりません。

この緊急事態宣言の再延長期間内で、何としても陽性者数をしっかりと減少させる必要があります。
引き続き、気を緩めることなく、まずは基本的な感染防止対策を徹底していただき、最大限の警戒をしていく必要があります。

はじめに、県民の皆様へのお願いです。引き続き、不要不急の外出自粛、特に午後8時以降の夜間外出自粛をお願いします。

人の流れは1回目の緊急事態宣言と比べて明らかに増加していて、特に、夜に比べて昼の人の流れの減少幅が小さくなっています。

ここで今一度気を引き締め、緊急事態宣言を1日でも早く解除するためにも、昼も夜も外出自粛に御協力をお願いします。

もちろん、医療機関への通院、食料・医療品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、通学、屋外での運動や散歩など生活や健康の維持のために必要な場合は別です。



営業時間の短縮を要請している県内の飲食店等については、午後8時以降の利用は控えてください。

会食や飲み会は4人以下で、長時間滞在することは避けてください。会食はできるだけいつも近くにいる同居の御家族などとしてください。

また、感染症対策が十分に取られていない施設の利用は避けてください。

生活に必要な買い物はもちろん自粛の対象とはなりませんが、買い物はできる限り1人で行っていただくよう御協力をお願いします。



マスク・手洗い・アルコール消毒・三密の回避など、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
これからは、卒業旅行や花見、歓送迎会のシーズンとなります。

本来は一つの区切りがつく喜ばしい時期です。しかし、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、大変残念ではありますが、卒業旅行、謝恩会、飲食を伴う花見、歓送迎会は控えていただくようお願いします。

また、飲食の際は、昼夜を問わず「マスク飲食」、「黙食」、「個食」、「静美食」、「ランチの時もマスク」を実践していただき、会食中の感染防止策の徹底をお願いします。

今までもお願いしていますが、今一度基本に立ち返り、ソーシャルディスタンスを確保し、マスクなしでの会話を避けてください。そして、平日・休日ともに混雑した場所での食事を控えていただくようお願いします。

今は、御友人や愛する人に「会わないのも愛情」です。また、お一人お一人が「うつさない本気」を見せる時でもあります。

皆様の行動が、愛する人の命を守り、医療機関の崩壊を防ぎます。感染拡大に歯止めをかけるためにも皆様の御協力をお願いします。