新型コロナウイルスのワクチン接種に関するご案内 | 大野もとひろオフィシャルブログ Powered by Ameba

新型コロナウイルスのワクチン接種に関するご案内

 

最初に接種を行うファイザー社のワクチンは、痛みや腫れなどの軽い副反応は頻繁に出現しますが、しばらく様子を見れば、多くの場合は1日から2日で症状が治まるとされています。

他の予防接種と同様に、まれに、接種直後にじんま疹や動悸などのアナフィラキシーを起こすことがありますが、その場合は接種会場の医師がすぐに応急処置を行う体制を取っています。

また、接種会場から帰宅した後にショック症状などが現れた場合には、3月1日に開設した24時間対応の埼玉県の専門電話相談窓口で看護師等が対応します。

電話相談の結果、医師の診察が必要な場合には、かかりつけ医への受診を勧め、さらに、緊急の場合には速やかに救急車を呼ぶよう促します。

さらに、接種後、徐々に麻痺やしびれ症状などが出現し、かかりつけ医でも対応が難しいケースも想定されるため、3月1日に、埼玉医科大学病院(毛呂山町)、埼玉医科大学総合医療センター(川越市)、自治医科大学附属さいたま医療センター(さいたま市)、獨協医科大学埼玉医療センター(越谷市)の4つの大学病院を専門医療機関に指定し、かかりつけ医からスムーズにつなぐ体制を整えました。

なお、専門医療機関は、副反応等の患者を診察する医師からの相談窓口であるため、一般の方に連絡先は公開していません。



県民の皆様からの相談については、電話による新型コロナワクチン専門相談窓口を、3月1日(月)午前9時から開設しています。看護師等が、土日祝日を含む24時間対応します。

この相談窓口では、接種後の副反応等について、医学的知見が必要となる専門的な相談など、市町村では対応困難な問合せに対応します。

接種券に関することや接種の方法など、一般的なお問い合わせについては、お住まいの市町村の相談窓口にお問い合わせください。

なお、市町村の相談窓口は、4月12日から開始される高齢者への接種に向けて、各市町村において準備中です。各市町村の相談体制については3月中旬ごろに埼玉県ホームページに掲載する予定です。

さらに、新型コロナウイルスワクチンを接種した方が、頻繁に起こる軽い副反応が起きた時に不安を抱えることがないよう、接種会場でワクチンの特徴などを分かりやすく解説したパンフレットを配布します。

このパンフレットは、ファイザー社の適正使用ガイドの監修も行った専門家の知見をいただき、埼玉県が作成したものです。

早速、今週から始まる医療従事者等の接種会場に配布するほか、市町村にも配布し、接種会場で配布してもらうようにします。

また、誰でも気軽に見ていただけるよう、埼玉県のホームページにも掲載しています。

■埼玉県ホームページ

新型コロナウイルスワクチン接種について