入院医療機関、高齢者施設における集中検査の実施 | 大野もとひろオフィシャルブログ Powered by Ameba

入院医療機関、高齢者施設における集中検査の実施

 

政府から示された基本的対処方針において、「特定都道府県に対し、感染多数地域における高齢者施設の従事者等の検査の集中的実施計画を策定し、令和3年3月までを目途に実施するとともに、その後も地域の感染状況に応じ定期的に実施するよう求める。」との文言が新たに追加されました。

一昨日、専門家会議でご意見を伺った際にも、感染収束のため医療、高齢者施設への徹底的な検査は実施すべきとのご意見をいただいています。

そこで、院内・施設内の感染対策の強化を図ることから、県内の入院医療機関・高齢者施設の従事者及び新規入院・入所者に対し、集中検査を実施することとしました。

検査対象については、県設置保健所管内の病院・有床診療所の医療従事者、新規入院患者を約12万5,000人、県所管入所施設の従事者・新規入所者を約7万人の計19万5,000人と見込んでいます。

検査時期については、今月の中旬から順次開始し、来月下旬まで実施することとします。

緊急事態宣言が発令されてから1カ月が経過しようとしていますが、新型コロナウイルス感染症が収束する状況にあるとは残念ながら言えません。

しかし、少しずつでありますが成果は出ていて、トンネルの向こうの明かりが見え始めています。

緊急事態宣言をいったん解除すれば再度宣言することは現実的ではありません。

緊急事態宣言の延長期間内で陽性者数を減少させるためには、改めて皆様の御協力が必要不可欠です。

県民の皆様、事業者の皆様のお一人お一人の行動が人の命を救うことにつながります。また、経済活動を早期に回復させることができます。

緊急事態宣言が延長され、自粛も長期に及び県民の皆様の御負担も大きいと思いますが、皆様の愛する方、御家族の命を守るため、今一度、御協力を強くお願いします。