県民及び事業者の皆様への協力要請 | 大野もとひろオフィシャルブログ Powered by Ameba

県民及び事業者の皆様への協力要請

埼玉県においては、12月25日に1日当たり過去最大の298名の陽性者が確認されたのに続き、翌26日にも過去2番目の265名の陽性者が確認され、感染拡大に歯止めがかからない状況です。

 

国の分科会が示す6つのモニタリング指標についても、病床のひっ迫具合を表す確保病床数の占有率は高い水準が続いており、重症者の病床占有率、人口10万人当たりの療養者数、1週間10万人当たりの新規報告数が過去最高を記録するなど、極めて厳しい状況です。

 

特に、病床のひっ迫具合については、入院を要する陽性者のうち介護を必要とする方などの入院調整が厳しい状況になっています。

 

国の分科会が示すステージの考え方については、第一波のときにつくられたものであり、そのまま当てはめるのは適切ではないかもしれませんが、これに照らしたとすれば、いわゆるステージⅢに相当することになると考えざるを得ません。

 

なお、専門家の先生方の御意見を伺ったところ、同様のお答えでした。

 

県民、事業者の皆様にはこれまで多くのお願いをしていますが、感染拡大防止を何としても防ぐため、とりわけ、年末年始の過ごし方や感染防止対策について、強く要請をさせていただきます。

 

 

まず、県民の皆様へのお願いですが、何よりも今年の年末年始は家でゆっくり過ごしてください。

 

特に、高齢者や基礎疾患のある方については、仕事や医療機関の受診、買い物、屋外での運動・散歩などは別として、不要不急の外出を自粛してください。

 

家庭内での感染リスクを少しでも減らすため、感染リスクの高い場所に行ったとき、自宅に高齢者や基礎疾患のある家族がいるとき、あるいは、発熱など体調が悪いときなどは、家庭内でのマスク着用の励行をお願いします。

 

 

次に、これまでも高齢者への感染防止については、重症者リスクが高いため、特段の注意をお願いしているところですが、年末年始においては、高齢の親族に会うことは、できる限り自粛してください。

 

また、買い物は、お店が混雑しないよう、できる限り1人で行ってください。

 

飲食を伴う忘年会や新年会は、できるだけ自粛してください。

 

初詣は、正月三が日にこだわらず、混雑する日を避けた分散参拝をお願いします。

 

 

そして、事業者の皆様には、店舗においては、混雑しないよう入場制限の徹底をお願いします。

 

特に、年末のスーパーやデパートの地下食品売り場などは混雑するため、特に売り場における人数を制限し、十分な社会的距離が取れるなどの対策を徹底してください。また、人出の多い観光地についても同様の対策をお願いします。

 

観客が大声を出すイベントは中止をお願いします。これは、イベントを中止させることが目的ではなく、観客が発声しないようにしながら、イベントを安全に開催していただくことを強く求めるものです。是非、お願いしたいと考えています。

 

県民、事業者の皆様には引き続きのお願いで大変心苦しいところですが、陽性者の数を下げ、医療機関の負担を減らしていくためにも、是非とも御協力をお願いします。

 

年明けにさらに感染者が増えれば、より強い措置に踏み切ることも検討せざるを得ないと考えています。

 

皆様のお力で県民の救える命を一人でも救っていくために、そして、皆様の愛する方、御家族を守るためにも、引き続きの御協力を強くお願いします。